広瀬すず『なつぞら』結婚相手が天陽の兄・陽平である確実な理由とは?

日刊大衆

広瀬すず『なつぞら』結婚相手が天陽の兄・陽平である確実な理由とは?

 6月いっぱいでちょうど折り返しとなった、連続テレビ小説なつぞら』(NHK)。広瀬すず(21)が演じるヒロインのなつも生き生きとしてきて、安定期を迎えたといってよいだろう。タイトルにもなっている「夏」の到来で、これからさらにドラマが面白くなりそうだ。というのも、6月最終週に、ドラマにとってあまりに大きな展開があったのだ。まずは6月29日の放送を振り返ってみよう。

 東洋動画に務めるなつがアニメーターとして参加した漫画映画『わんぱく牛若丸』の製作が、ついに終わった。その完成を祝う宴席で、なつは陽平(犬飼貴丈/25)から天陽(吉沢亮/25)が結婚するという話を聞き、ショックを受ける……という内容だった。

 突然の天陽結婚を受けて、ツイッター上では「早くも天陽くんロスです」「天陽くんにはなっちゃんと結婚してほしかった」と大騒ぎになっていた。天陽は、幼い頃から絵を描くことの楽しさや、北海道で生きていくことの誇りを伝え続けたなつの生きる指針であり、運命の人と言える存在だったのだ。

 しかも今年最高のブレイク俳優と目される吉沢亮が演じているだけに、なつと結婚に至らなかったという衝撃は大きい。朝ドラでは昨年の『半分、青い。』で、ヒロイン鈴愛(永野芽郁/19)と律(佐藤健/30)が、互いに離婚を経て一緒になったという例はあるものの、なつと天陽がその恋を成就する可能性は残念ながらかなり低そうだ。

 では、なつは誰と結婚するのか? 幼なじみの雪次郎(山田裕貴/28)や坂場一久(中川大志/21)といったイケメンたちも候補であるが、意外にも可能性が高いのは天陽の兄、山田陽平なのである。

■山田陽平の名前に隠された意外なヒント

 まず陽平がなつと同僚だということを、忘れてはならない。部署が違うため登場シーンは少ないが、同郷の2人が今後、深い関係になっても不思議ではないし、現に、なつのモデルであるアニメーター、奥山玲子氏は同僚のアニメーター、小田部羊一氏と結婚している。

 この小田部氏は、後に宮崎駿(78)らとともに『アルプスの少女ハイジ』などを生み出す、日本アニメ界のレジェンドだ。そしてその経歴を見てみると、さらに驚きの事実があった。なんと小田部氏は、東京芸術大学の卒業生なのだ。実は『なつぞら』の陽平も芸大出身であり、これは偶然の一致とは思えない。

 また、名前そのものにもヒントが隠されている。「山田陽平」という名前は「小田部羊一」のもじりである可能性が高いのだ。「山」と「小」は文字のシルエットが似ているし、「田」の字が共通しているうえ、「よう」の音が共通している。「山田陽平」=「小田部羊一」なのだとすれば、なつと陽平が結婚するという未来も見えてくる。

 ちなみに小田部羊一氏は、『なつぞら』でアニメーション時代考証を担当している。それもあって、当時のアニメーターたちが持つ熱が伝わるドラマになっているわけだが、ひょっとするとなつの「恋」も自身が考証しているのかもしれない。いずれにせよ、なつのお相手が誰になるか、今後の展開に注目だ。(朝ドラ批評家・半澤則吉)

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