虫が苦手な女性は多い。夏が近づき、虫よけ対策をしている人も少なくないだろう。それでもいざ、家の中に虫が入ってきたときは、ぜひ男性に助けてもらいたい！　しかし、イケメンたちもまた、虫の脅威に悩まされていた!?

　俳優の吉沢亮は、２０１９年５月１７日に放送された『あさイチ』（ＮＨＫ）にゲストとして登場した際、「虫が全般ダメで、特にバッタが……」と告白した。なんでも、「バッタに人生で４回泣かされていて、完全にトラウマ」らしい。

　吉沢は『仮面ライダーフォーゼ』（テレビ朝日系）の仮面ライダーメテオ役でブレイクした、れっきとした仮面ライダー俳優。仮面ライダーといえば、もともとはバッタをモチーフにしたヒーローだ。

　吉沢の意外な弱点に、司会の博多華丸・大吉の博多大吉も思わず「仮面ライダーなのに？」とツッコんだが、吉沢は「僕の仮面ライダーは隕石（がモチーフ）なので」と、クールにコメント。放送を見た視聴者は「隕石の返しに爆笑した！」と、吉沢の切り返しのうまさを絶賛していた。

　次は、虫嫌いながらも頑張っている健気なエピソード。２０１６年１０月４日放送の『踊る！さんま御殿!!３時間ＳＰ』（日本テレビ系）に、俳優の窪田正孝が出演。

　この日、窪田は虫が嫌いだと明かし、「ついこないだも、ゴ、“Ｇ”（ゴキブリ）が出たんですよ」と続け、「男友だちが家にいると“おお、やったるよ！”って感じになるんですけど、１人だと“ああ〜来た！”って感じで、１人でずっと声を発して“おおお！　こっち来たあ～！　やっちゃうよ!?”って」と、大嫌いなゴキブリと必死に格闘したと語った。このときの窪田の熱弁に、スタジオも大爆笑。さらに、この爆笑に追い討ちをかけるような秘話も飛び出した。

　同じくゲストの俳優の勝地涼も、虫が苦手だと打ち明け、窪田との撮影中の思い出を語る。窪田は人といると強気になれるため、撮影中に虫が出た際も「先輩僕行きます！」と果敢に虫を倒していたと報告。「虫が出たときは全部退治してくれた」と、あらためて窪田に感謝していた。

　人気俳優が虫に本気でビビっている様子を想像するだけでも面白いが、これを受けて司会の明石家さんまも「情けない２人やなー」と笑っており、スタジオは温かい空気に包まれた。

■嵐のメンバー２人の虫嫌いは相当なもの

　放送中に、本気の虫嫌いを見せつけたのは嵐の二宮和也。２０１８年８月１９日放送の『ザ！鉄腕！ＤＡＳＨ!!』（日本テレビ系）にゲスト出演した二宮は、「虫が苦手な子どもたちに勇気を与えることができたら」と、希少なカブトムシを捕獲する作戦に参加した。

　結果、都内でカブトムシを見つけることはできなかったが、コクワガタを発見。国分に促されるも、元気に動くオスには触ることができず、メスのコクワガタをなんとか指でつまむシーンが放送された。

　番組中では、虫取り網を振り回して虫から身を守ったり、国分が二宮の体にセミを止まらせると硬直してしまったりと、終始本気の虫嫌いを見せつけた二宮だった。

　二宮は以前にも虫嫌いを公言している。２０１６年６月１２日放送されたラジオ『ｂａｙ　ｓｔｏｒｍ』（ｂａｙＦＭ）で、風呂場に出た小さなゴキブリにパニックになり、つかまえることも殺すこともできないため、風呂のお湯で流したが、それ以来「ゴキブリが死なずに風呂場で大きくなってたらどうしよう」という妄想が止まらないと語っていた。

　また、２０１７年の放送では「カブトムシってどうすか？　いやいや、カブトムシを好きな人、決してカブトムシを否定してるわけじゃない。私は怖いな。あんなに黒くテカテカしたものって他に何あります？　あれ怖いな～。俺は怖いなあ。もう飛んだら一緒だもん。一緒。うん。ちっちゃい頃からダメ」と、カブトムシはゴキブリと一緒だと暗に連想させたり、「毛虫ダメ」「ハエの羽音がダメ」「トンボもダメ」「蚊もちょっとやだ」と、本気で虫が苦手だと訴えていた。

　最後は、同じく嵐の松本潤。２０１８年１月４日に放送された『櫻井・有吉ＴＨＥ夜会２時間ＳＰ』（ＴＢＳ系）に出演したときのこと。「虫にビビりすぎ疑惑」を持ち出された松本は、共演者の木村文乃に虫嫌いを暴露された。どうやらロケの最中に、蛾を素手で捕まえた木村の姿に、松本がドン引きしていたらしい。

　これを受けて松本が「蛾って鱗粉を飛ばすわけなんですよ。それがものすごいダメなんで」と告白。結局この後、スタジオにカマキリや巨大カブトムシが登場するが、いずれも怖気づいて触れなかった。松本は「山とか行って虫捕りしていたら、虫刺されで体がボロボロになっちゃったんですよ。それ以降、虫に触ろうとするとかゆく感じる」と、虫へのトラウマを明かした。

　完全無欠に見えるイケメンの意外な弱点。怖がる姿もかわいい!?