ハードル下がった起業 手軽さゆえの落とし穴とは? (2/2ページ)

新刊JP

詳しく知らないまま自分だけで会社を立ち上げることのリスクは知っておくべきだろう。

■「これを売りたい」だけでは起業はうまくいかない

また、中野さんは起業家に多い失敗として「プロダクトアウト」で起業してしまうことをあげている。プロダクトアウトとは、売り手側が売りたい商品・サービスを市場に提供していくという方向性のこと。

「これを売りたい」という熱意は大事である一方で、その熱意だけで突っ走るとニーズのない商品で勝負することになりかねない。起業失敗の確率を下げるには

・社会が求めているか(ニーズがあるか)
・自分ができることか(実現できること、得意なことか)
・自分がしたいことか(好きなこと、人生で実現したいことか)

の3要素を兼ね備えた領域で起業することが大切で、それを数字的に検証することも重要だという。

◇

「こんなビジネスをやりたい」という情熱は大切だが、情熱だけでうまくいくものでもない。起業で成功するためには、心に描いているビジネスやすでに始めているビジネスを、持続可能かつ収益性の高いものにアレンジしていく必要がある。

ここで紹介した内容は、ごくごく基本的なこと。本書は起業する際の落とし穴ややるべきこと、考えるべきことについて網羅的に解説されている。

起業は人生の大勝負。取り返しのつかない失敗をする前に、一読してみてはいかがだろう。

(新刊JP編集部)

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