二度見どころじゃない!外出から帰宅したら、野生のトラが自宅のベッドで寝ていた件(インド)

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二度見どころじゃない!外出から帰宅したら、野生のトラが自宅のベッドで寝ていた件(インド)
二度見どころじゃない!外出から帰宅したら、野生のトラが自宅のベッドで寝ていた件(インド)

image credit:twitter

 今月20日インドの民家で野生のトラが見つかった。そのトラはなんと留守中のお宅に侵入し、ベッドでお昼寝を満喫していた。

 誇り高きジャングル最強の王によるいきなりの自宅占拠。通常ならばすぐにでもお引き取り願いたいシチュエーションだ。

 だが心やさしい住人男性は、ひどく疲れて眠そうなトラを思いやって家を空け、そのまま夕方まで休んでもらうことにしたという。
・洪水で避難?ベッドに寝ていた野生のトラ

 今月20日の朝、インドのアッサム州に住んでいるモティラルさんが家に帰宅すると、自宅のベッドに疲れ切った様子で眠っているトラがいたという。

モティラルさんのベッドで寝ていたトラ
 
 どうやらそのトラは近くのカジランガ国立公園から逃げてきたようだ。

 この地域は近ごろ頻繁に洪水に見舞われていて、特に被害が深刻なカジランガ国立公園ではすでに92頭もの動物が死亡していた。

 このトラは当初、公園から200mの所にある高速道路のそばで目撃されたが、その後モティラルさんの家に避難したとみられている。

 車が行き交う道路に阻まれてすぐそばの家に駆けこんだのだろう。


・すぐ追い出さずに休んでもらうことに

 思わぬところでトラに遭遇したモティラルさん。だが彼は最初はびっくりしたものの、ひどく疲れてるトラをゆっくり休ませてやりたくなった。


 一方、モティラルさんの連絡を受けた自然保護団体Wildlife Trust of Indiaのスタッフは、トラが寝ているあいだに公園のジャングルに帰れる安全な避難ルートを確保した。


 この救助作戦を指揮したラシン・バーマンさんによると、このトラはメスで午前7時半にモティラルさんの家に侵入した後はほぼ眠りっぱなしだったという。


・たっぷり昼寝して出ていったトラ

 なお、モティラルさんはトラを見た直後に家を離れてどこかで時間をつぶしていたようだ。この出来事についてバーマンさんはこう語っている。

 「なにより素晴らしいのはこのトラの眠りを妨害する人が誰も一人としていなかったことです。彼女はかなり疲れていて、素敵な昼寝を満喫してました。この地域は野生動物を尊重しているんです」

 その後団体は夕方5時ごろに爆竹でトラを起こした。目覚めたトラは高速道路を渡り、用意された道に沿って戻っていったという。


・トラの保護に力を入れる国

 ユネスコの世界遺産であるカジランガ国立公園には110頭のトラが住んでいる。

 最近の洪水では、50頭を超えるブタや数頭のサイやイノシシ、さらにはゾウ1頭など多くの動物が命を落としたが、このトラはなんとか水難を逃れたようだ。
 
 ベンガルトラを森の王と敬い、国獣に定めているインド。この国には、絶滅が危惧されている野生のトラの3分の2が生息しているが、現地の人々は消えゆくトラを守るべく保護活動に力を入れている。

References:uniladなど /written by D/ edited by parumo
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