SNSがメンタルを弱くする!ポキッと折れそうな心を支える「名言」とは? (2/2ページ)

新刊JP

「『~なのだ』という断言は、自分の態度やポジショニングを明確にします」と齋藤先生がいう通り、きっとバカボンのパパは、「いいね!」など1ミリも気にしないでしょう。自分の決断や選択に後悔しそうになったときは「これでいいのだ」と口にしてみてください。とたんに心が軽くなるはずです。

◉世の人は われをなにとも ゆはばいへ わがなすことは われのみぞしる(坂本龍馬)
自分がやっていることを誰も理解してくれない。そんな孤独感にさいなまれたときは、龍馬の読んだこの句が支えとなってくれます。齋藤先生は同書の中で、「とくに、内側にある信念、自分の持つワールドは『われのみぞしる』くらいでちょうどいい。いたずらにダダ漏れさせて、『わかってもらえない』と傷つく必要はないと思うのです」と説いています。心ない言葉に傷ついたとき、「誰もわかってくれない」を「自分だけは知っている」に置き換えてみましょう。そうつらくもなくなるはずです。

◉自分自身でおありなさい。(中原中也)
中原中也が、別れた恋人・泰子に宛てた手紙の中に記された言葉です。自分の表現がしたいと思っている泰子に、自分を見失わず、周囲に流されることなく、自分自身でいることこそが表現のコツなのだと伝えます。SNSで「いいね!」がほしくて言葉を選んだり、「映える」写真を載せたりするのとは、正反対の考え方ではないでしょうか。齋藤先生は、この言葉を「SNS時代を見越した中也からのアドバイス」と位置づけています。

同書で紹介される名言は30個と、世の中にある「名言集」の中では、決して多い数ではありません。
それは、言葉がスーッと流れて消えてしまわないよう、その名言の生まれたストーリーや歴史、行間に込められた想い、名言の「使い方」まで深く掘り下げて紹介しているから。

名言とは日常生活の中で引用し、「使う」ことで自分の中に刻まれるものです。
引用の仕方や、引用しやすい名言のポイントなども触れられている同書は、名言の「実用書」でもあります。

心に刻まれた数々の名言は、心が折れそうなとき、人間関係で悩んだとき、成長したいと願ったとき、一歩踏み出したいときなど、さまざまな局面であなたを支えてくれる伴侶となり、心強い道しるべとなるでしょう。

そして名言は、最高の言葉のプレゼントにもなるものです。
あなたの大切な人が道に迷ったとき、この本に収められた名言を贈ってみてはいかがでしょうか?

表紙

(新刊JP編集部)

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