2%の人だけに聞こえる不可解なノイズ「ザ・ハム」の謎 (3/3ページ)

カラパイア



ほとんどの人はザ・ハムのことを妄想と思うかもしれない。それはあまりにも主観的だ、と。そうした人たちは、ほとんどの人には聞こえないものが聞こえると主張しているのだからね。

でも、それが聞こえるという大勢の人たちのことを知れば、何かが起きているということは明らかだ。


 ではガスパイプライン説に信憑性はあるのだろうか?

 「かなり信じられる部分もある。 そうでない部分もある」とハーカウィクは答えつつ、コールハーゼの推測には飛躍があり、陰謀論を絡めてしまっていることも認める。

 「はっきり解明されることはないだろう。それを証明にするには、多方面から協力をえて、骨の折れる作業しなければならないだろうからね。」

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dianaarturovna/iStock

・真偽を超えたところにある真実

 それでも、もっともらしさといくぶんの怪しさがない混ぜになったコールハーゼの主張に、ハーカウィクは惹かれている。

僕が変わった考えの持ち主について撮るときは、『あいつらの考えが間違っていると知ったらどうなるかな?』なんて考えながら首を突っ込んだりはしない。

それより、どうしてそうした考えを抱くにいたったのか、僕自身は彼らの中に何を見ることができるか、といったことに時間を費やすんだ。

 今回の事例では、コールハーゼの原因究明に対する執念が浮き彫りにされた。そんな執念の調査も、彼が期待したほどの賛同を得ることはなかった。

 しかし、彼の行為に心を動かされた人だっていたのだ。彼を今日も調査に駆り立てる原動力は、そうした人たちの存在だ。

ドキュメンタリーの撮影も似たところがある。何年もかけたプロジェクトなのにほとんど反応がなくてがっかりすることがある。

それでも1人か2人かから、何がしかの意味があったという連絡が来るんだ。それが僕の原動力だ。クリエイティブな人ならスティーブの話に感じるところがあるんじゃないかな。
References:‘The Hum’: The Unexplained Noise 2% of People Can Hear/ written by hiroching / edited by parumo
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