意外と多い“社長室に神棚” なぜビジネスエリートたちは“神様”を頼るのか? (2/3ページ)
(本書p.10より引用)
■なぜ社長室や役員室に「神棚」が多いのか?「神道こそ日本人のための成功法則」とは一体どういうことでしょうか?
もう少し本書を読み進めていきましょう。
コンサルタントをしている著者は、さまざまな企業のオフィスを訪問しますが、社長室や役員室に行くと、「神棚」が飾られていることが多いと言います。彼らはなぜ神仏を頼りにするのか。そこには下記の3つの理由があるそう。
(1)自分自身の行動哲学、成功哲学を確立できる
(2)神仏に守られているという安心感が生まれ、精神的に安定する
(3)実際に神仏のサポートが得られる
1つ目と2つ目はメンタル面への大きな影響があげられます。
会社は組織のトップに近づくほど責任を増していくものですが、その分、圧し掛かってくるプレッシャーもどんどん大きくなっていきます。そんなとき、「神様や仏様が見守っていてくれる」という応援されている感覚が、慌てることなく冷静に問題に立ち向かえる精神をもたらすというのです。
また、3つ目の「実際に神仏のサポートが得られる」は、道幸さんいわく「もっとも重要な要素」。
「神仏のサポート」とは、成功した経営者がよく引き合いに出す「運」と言ってもいいでしょう。どんなに努力を積み重ねても、成功するかどうかは「運」が大きなカギを握ります。人事を尽くして天命を待つ。そんなとき、神仏が「最後の一押し」をしてくれることを成功者は知っていると道幸さんは言います。
「神仏」とあるように、本書は「神道」だけでなく「仏教」、さらには古代日本にあった原始宗教「古神道」の知恵までカバーしているのが大きな特徴。
道幸さんによれば、「古神道」の伝統はいくつかの流派に分かれながら現代までに受け継がれているそうで、本書ではその一つである「物部神道」の知恵や行法が紹介されています。