深田恭子『ルパンの娘』好調を支える「BGMの巧みさ」 (2/2ページ)
目に忙しい『ルパンの娘』だが、耳にも万華鏡のようにクルクルとサウンドが移り変わるところが、ドラマの魅力をアップさせている。
そして、もちろん音楽といえばサカナクションのエンディング曲『モス』。こちらもドラマの世界観とリンクする、スピーディーかつミステリアスな一曲だ。サカナクションは良い意味で、映像の邪魔をしない。コーヒーにミルクが溶けるように「おいしく混じる」のである。2013年のドラマ『dinner』(フジテレビ系)の主題歌『ミュージック』、映画『バクマン。』の主題歌『新宝島』。すべてが、作品とともに心に残る。
深キョンとL一族のヘンなダンスを合間に挟み、「ここまでするか!?」ぐらいにおおげさなドラマチックBGMでテンションを上げ、そして最後、サカナクションで「いやー面白かったなあ」と陶酔する。最高の流れである。今後も数々の新展開と音楽が、お約束のセリフや格闘シーンなどと混ざり合い、楽しませてくれるだろう。(田中稲)
※画像はフジテレビ『ルパンの娘』番組公式ホームページより