『怪談グランプリ』優勝の三木大雲住職「ライオンのような大きな猫に襲われた!」 (2/3ページ)
丸いね、タピオカみたいな虫なんですよ。実は人間、「虫唾が走る」っていうじゃないですか。あれ、そんなんですよね。「九虫」という虫がお経の中に出てきたりもするんですが、「虫の居所が悪い」ってなってくると、もうね、明らかに虫が走ってます。
この虫は体内にいて、イライラさせたり、悪さをするんです。追い払っても、また生まれるんで。でも、取りすぎると鬱みたいになっちゃうんですよ。
ウワァ~って、いっぱい出てくるときもありますね。これは、けっこう怖いです。しかし、虫が少ない人はあまり活動的じゃなかったりします。だから、むしろ虫をつけてあげたほうがいいくらい。ただ、これね、虫は取ることはできても、取った虫をつけても居着かないんですよね。
虫を払うには、これは私独自のやり方なんですが、手を見せていただいて、これでだいたい虫が走るコースが分かるんですよ。あとは、手の色とかで判断してその虫を追いやっていく。虫除けのお経を書いて虫出しをするんですね。

あと、虫といえば、こんなこともありました。私の叔母にあたるんですけど、私が見ると顔がねずみ色なんですよ。「なんでいつもねずみ色してるんやろ」と思って近くに行くと、小さな虫が顔を覆っていました。あれは、「気持ち悪っ!」って感じでしたね。
三木大雲(みきだいうん)日蓮宗光照山蓮久寺(京都)住職。1972年生まれ。京都市の寺院の次男として誕生。立正大学仏教学部卒業。『怪談グランプリ』(関西テレビ)優勝。