テリー伊藤対談「大西結花」(1)夫よりもお母さんとの年齢が近くて (2/2ページ)
大西 友達との普通の食事会に参加した時、その中に彼がいたんです。たしか座った場所が彼と近くて、映画の話で盛り上がったと思うんですよ。そこで「○○は見た?」「見てない」「じゃあ一緒に行く?」みたいなノリになったんだと思います。
テリー そういう感じでデートに行ったと。
大西 いえ、その時は本当に映画を見に行くのが目的で、そのあと御飯を食べてバイバイしたんです。最後に「また御飯、一緒に食べに行こうか?」みたいな感じの約束だけして。
テリー で、そのうちに彼から「結婚しよう」って言われた?
大西 そうです、それもけっこう早い段階で。
テリー じゃあエッチも早い段階からだな。
大西 ウフフフフ、さあ、どうでしょう。
テリー ウフフでごまかすなよ、そこがいちばん大事なとこなんだから(笑)。で、そう言われた時はどう思ったの。普通考えると、やっぱり17歳差って気になるよなァ。どっちかといえば、同級生のお母さんを口説いている感じだものね。
大西 アハハハハ、本当ですよね、お母さんのほうが年が近いですから。なので最初は「結婚? ない、ない」って思っていましたしね。もちろん、好きな気持ちはありましたけど。
テリー わかるよ、結婚とはまた別の話だものね。
大西 結婚しようと思えるくらいの相手じゃないと、おつきあいなんてしませんけど、それはさすがに‥‥とは思いますよね。
テリー でも、彼は引かなかったんだ。
大西 はい、「今はまだいいけど、20年たったら私は60歳、あなたはまだ40歳よ。もっと若い相手がいいんじゃない」って言ったんですけど「なんでダメなの?」という感じで。今もたまにそういう話を時々振るんですけど、向こうは笑っていますから。
テリー そうか、それはいい旦那だね。若さだけで人を判断しないんだ。
大西 だから「私、あなたに介護してもらうつもりで結婚したんだから、よろしくね」って言ったりしていますけどね(笑)。