中村倫也史上“最高傑作”!? 『凪のお暇』が『半青』超えのフィーバーを予感させるワケ (2/3ページ)
■えっ? あのCMにも!? 中村倫也の出演作を振り返る
ここで中村の略歴を振り返ってみよう。2005年、18歳のときに映画『七人の弔』で俳優デビューを果たすも、本格ブレイクはアラサー以降という“遅咲き俳優”である彼。多数の作品に出演し、長年地道に演技の刃を研いできただけあって、その実力は折り紙つき。いまだにダイワハウス『D-room』のCMに登場する、気の弱そうな上野樹里の“草食系夫”が中村であることに気づいていない人も多いのではないだろうか。
彼の認知度を飛躍的に高めた『半青』では“ゆるフワイケメン”の朝井正人を演じ、退場時に“正人ロス”を巻き起こした。その後も『崖っぷちホテル!』、『ドロ刑 -警視庁捜査三課-』(ともに日本テレビ系)、『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)と毎回役によってまったく異なる顔を見せてきたが、中村倫也史上“最高傑作”となりうる要素がふんだんに詰まっているのが、今作『凪のお暇』で演じるゴンだ。
劇中のゴンは「イベントオーガナイザー」という肩書きで紹介され、腕にはタトゥーというそれまでの凪の生活とはかけ離れた人物。現実では敬遠されがちなパリピオトコだが、中村の醸し出すゆる~い空気感が何ともたまらない。