19歳女子大学生、パニックになり飛行機から飛び降り死亡 彼女を死に追いやった“妄想性障害”とは? (2/2ページ)

リアルライブ



 アラナさんが命を落とすことになった心の病気「妄想性障害」とはどういったものなのだろうか。

 医師や薬剤師向けに医学情報を発信している『MSDマニュアル』によると、妄想性障害は、1か月以上持続した妄想が続く精神障害だという。妄想性障害の患者は、事実に反する妄想を強く持ってしまい、自分が利用されていると感じたり、周囲の人の誠実さや信頼が気になって仕方がなくなるようだ。妄想の内容として、例えば、恋人が浮気をしているに違いないといった日常的なものから、傷跡を残さずに内臓を抜き取られてしまったなど、通常ではありえないような内容のものまで報告されているという。しかし、妄想が持続的に見られる以外は精神症状にほとんどなく、思考活動などは問題なく行えることが特徴であるという。妄想性障害を引き起こす特定の原因を追求することは難しいようだが、患者がもともと持っていた妄想性パーソナリティ障害に、強いストレスなど何らかの刺激が起因して発症することがあるそうだ。

 ストレスは現代病ともいわれるが、未来ある若い学生が不安にさいなまれ、本国から離れた遠い異国の地で命を落としたことを考えると、何ともやりきれないニュースだ。

記事内の引用について
Cambridge student, 19, 'had paranoia attacks and agitated calls with her parents the night before jumping' 5,000ft to her death from plane 'rented by her family' after 'failed' Madagascar research trip (Daily Mail)より
https://www.dailymail.co.uk/news/article-7309675/Student-19-paranoia-attacks-jumping-5-000ft-plane.html

妄想性障害(『MSDマニュアル』)より
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/ホーム/10-心の健康問題/統合失調症と妄想性障害/妄想性障害
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