戦国時代の成り上がり!妻の機転で土佐一国の領主に。山内一豊と千代夫妻の心温まる物語 (2/2ページ)

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千代の想いに夫・一豊がとった行動とは…

使者が一豊の元に着くと、一豊は編笠に緒の中にあった手紙を最初に読みます。

山内一豊像/Wikipediaより

手紙には「西軍から勧誘と思わしき書が届きましたので、お送りします。勧誘状は文箱の中にあるので、決して開封せずに家康様にお渡しください。」と書かれていたので、一豊は言いつけを守り家康に未開封の文箱を渡します。

一豊からの文箱を読み、家康は三成が軍事行動を起こそうとしていることや大坂城内の様子を知ることができました。

また、「上様(家康様)にはくれぐれもご忠義を尽くされますよう」という千代から一豊へ家康に忠義を尽くすよう促す内容の手紙もあったので、家康は大いに喜びました。

一豊の行動を家康はべた褒めした

その後、一豊は家康に尽くすよう努め、自らの居城掛川城を東軍の西進のために明け渡す機転を効かせたことも相まって、関ヶ原の戦い後には土佐一国を与えられることになります。

徳川家康像/Wikipediaより

また、家康からは「山内一豊の忠義は木の幹であり、他の諸将は枝葉のようなものだ」と評価され、一豊は千代のおかげで大出世を遂げたのでした。

最後に

妻の力があって、ここまで出世を遂げた人物は山内一豊以外いないと思うので夫婦で力を合わせて戦国乱世を生き抜いたということが珍しく感じますね。

いつの時代も妻という縁の下の力持ちが夫を出世へ導くのだなと思いました。

参考:後藤寿一著『日本史泣けてしまういい話』

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