学校のマドンナが突然の失踪、友人の電話に謎の返答をした真相は【未解決事件ファイル】 (2/2ページ)
その中でオーナーは「午後1時30分までSさんを待っていたが、来ないので外出した」「その後、体調が悪くなったので自宅に帰り寝ていた」と証言し、事件への関係を否定。警察はオーナーの所有する車両を押収し、自宅と店舗まで調べたが、事件との結びつきは一切確認されなかった。
2001年4月12日の『週刊新潮』(新潮社)の記事では従業員のオーナーに対する評判が書かれていた。「パートで働いていた30代後半の既婚女性と不倫」「若いバイトの女の子には積極的に食事を誘っていた」「オーナーが贔屓にする女性は目が大きくて髪が長く細身。Sさんも同様の美少女だったのでまさかと……」と元女性従業員は話したという。
Sさんの失踪には不可解な点が多く残されている。オーナーはSさんが現れないので探しに出たと言うが、その前になぜ電話をかけなかったのか。そもそも、平素、コーヒーの講習はなかったというパン屋の従業員の声もある。また、才色兼備なSさんは、ストーカーに悩んでいたという話もあったという。失踪前、Sさんはストーカー被害に遭っていることをパン屋のオーナーや支店長に相談していたという。
事件への関与を疑われた影響からか、店は経営不振に落ち込み閉店。その際、警察は重機を使って跡地を掘り出したが何も見つかなかったそうだ。
Sさんはなぜパン屋本店近くのバス停で降りず、約束時間をすぎても店に連絡をしなかったのだろうか。繁華街でいったい何があったのか。電話をかけなかったオーナーといい、事件には不可解な謎が多く残されている。