30年来の頭痛の原因は“脳に巣くった10cm寄生虫”だと判明した男性 「ゾッとする」と悲鳴の声続々 (2/2ページ)
検査の結果、少年の脳内に寄生虫がいることが判明。即座に摘出手術が行われ、約8cmもの寄生虫が1匹、生きたまま少年の脳から摘出されたそうだ。
後の詳しい検査で、少年の脳に巣くっていた寄生虫は、サナダムシの一種であることが分かった。過熱不十分なカエルやヘビ、小型哺乳動物を食べることで感染するという。少年の父親によると、少年は外の屋台で食事を取ることが多かったそうで、ヘビを食べたと話す日もあったという。
同記事によれば、サナダムシがヒトの体内に入ると皮下組織に侵入し炎症を起こす弧虫症を発症するという。サナダムシは消化器官から侵入して、血流豊富な脳に好んで巣くうそうだ。また、目に住み着くこともあるという。放置すると、脳に深刻な損傷を与え、最悪の場合、死に至ることもあるという。
寄生虫感染を防ぐためには、火の通っていない肉は食べない、不衛生な場所での食事は控えるなどの心がけが必要だ。
記事内の引用について
10cm worm removed from man’s skull(GLOBAL TIMESより)
http://www.globaltimes.cn/content/1161911.shtml
Surgeons remove three inch parasitic worm from 11-year-old boy's brain after discovering it had been moving around in his skull (Daily Mailより)
https://www.dailymail.co.uk/news/article-2851941/Surgeons-remove-parasitic-worm-11-year-old-boy-s-brain-discovering-moving-skull.html
厚生労働省検疫所の「こんなに怖い寄生虫」より
https://www.forth.go.jp/useful/attention/08.html