知っていました?自動車に水道水を使わない理由について (1/3ページ)

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知っていました?自動車に水道水を使わない理由について
知っていました?自動車に水道水を使わない理由について

自動車には色々な液体が使われていることはご存じだと思います。

例えば、エンジンオイル、オートマオイル、エンジンの冷却水、ウィンドウォッシャー液、バッテリー液、ブレーキフルードなどが思い浮びます。この中で、エンジンの冷却水、ウィンドウォッシャー液、バッテリー液を水道水に置き換えても大丈夫なのでは?と考えた事がありませんか。

また、普段、洗車で使っている水道水も実は自動車にとって優しくないということはご存でしたか?この記事では、自動車に水道水を使わない理由を紹介します。

エンジンの冷却水は水道水に置き換えられる?

水冷式エンジンを冷却するために冷却水が入っていることはご存じだと思います。

冷却するだけであれば、水道水に置き換えても大丈夫そうですが、実は、エンジンの冷却水の中には、水より沸点を上げたり、氷点を下げたりできる成分や錆を防止する成分が含まれています。

例えば、エンジンの冷却水の替わりに水道水を入れてしまうと、夏はオーバーヒートし易くなります。また、冬は気温が0℃以下になると水道水が凍って膨張しエンジンが破損してしまう危険もあります。

更に、錆びやすくなり、ウォーターポンプが故障したり、ラジエターが詰まったりする可能も考えられます。

このようなことから、エンジンの冷却水を水道水に置き換えることはやめて下さい。エンジンの冷却水は劣化すると機能が失われていくので、オーナーズマニュアルを見て、定期的に交換してください。

ウィンドウォッシャー液は水道水に置き換えられるか?

ウィンドウォッシャー液とワイパーと併用することで、汚れを落とし、視界を確保することができます。ウィンドウォッシャー液の中には水道水で薄めて使うタイプがあるので、水道水だけでも大丈夫だと思っている人がいるかもしれません。

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