九谷焼窯元・上出長右衛門窯六代目、上出惠悟の個展「静物/Still Life」を大阪で開催。 初日には、国立国際美術館副館長とのギャラリートークも。 (2/3ページ)
その後、「山の熊か、熊の山か」(2015 松坂屋名古屋店 美術画廊)、「熊居樹孔」(2016 Yoshimi Arts)、「わすればなん」(2017 東京日本橋髙島屋 美術画廊X)、「磁彫展」(2018 横浜髙島屋 美術画廊・2019 松坂屋名古屋店 美術画廊)といった4年間の個展を通して、自身が置かれている環境や想いを熊と重ね合わせ、また東京藝術大学の卒展以来作り続けて来た甘蕉を突き放し、そして彫刻という上出が幼少期に学んだ手法で磁器という素材を用いることで、ひたすらに自身と向き合い、記憶という心の深い部分に触れようと試みました。
今回の個展は今年の6月に、「第14回パラミタ陶芸大賞展」(パラミタミュージアム)出品の為に制作した新作を再構成して展示致します。大学で絵画を専攻した上出は西洋絵画の一ジャンルである「静物画」に改めて関心を持ち、家業である上出長右衛門窯が作り続けている器をモチーフにしながら、全く新しい作品を陶芸展で発表しました。上出が描く「静物」を是非会場でご高覧ください。
また、本展開催にあたり、国立国際美術館副館長の中井康之氏と上出惠悟のギャラリートークも初日に行います。