家族が就寝中に起きた突然の火事。自らの命を犠牲にして一家全員を火事から守った犬(アメリカ) (1/4ページ)
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犬は飼い主の良き親友であり、忠誠心も深い。飼い主家族を危険から守ろうとした犬のニュースが伝えられると、心温かい気持ちになるが、今回アメリカのフロリダ州で起こった出来事は、あまりにも悲しい結末となった。
ある日の夜中、突然自宅で火災が発生し、その危険を寝ている家族に知らせようと必死になって吠え続けた飼い犬が、逃げ遅れて命を失ったのだ。
犬のおかげで、家族全員は無事に避難することができたが、一家は家だけでなく大切な飼い犬も失ってしまった。
飼い主の男性は、犬が自分たちにしてくれたことに感謝しながらも、その命を救いきれなかった悔やみの言葉を口にした。
'He was a good dog': Zippy alerts family, dies in house fire
・屋根裏から発生した火災を、犬が飼い主家族に知らせる
悲劇は、フロリダ州マナティ郡ブレイデントンにある一軒の民家で起こった。
9月17日の夜中2時頃、レオリー・バトラーさんは自宅廊下に設置されてあった火災警報器が鳴っている音で目を覚ました。
しかし警報器は、数回短く鳴った後、止まったという。
この時一家に火災の危険を知らせたのは、飼っていたジャック・ラッセル・テリアのジッピーだった。