巨人次期監督バトル! 松井秀喜と高橋由伸VS原辰徳と阿部慎之助の行方は!? (4/4ページ)
それを松井は負い目に感じているんですよ」
不本意な状態で監督を引き継いだ由伸氏は、3年間優勝できずに退任。親友を窮地に追い込んだ松井氏が、今度は男を見せるという。
「このまま原監督から阿部慎之助という流れになれば、由伸にチャンスが回ってくる可能性はゼロに近い。それならば、乾坤一擲、松井自身が監督に就任し、由伸をヘッドに起用して“自分の次は由伸”と宣言すれば、親友を再び監督に就けることができる。そう松井が考えたとしても不思議はありませんよ」(前同)
その意思表明の舞台が、今回のダブル解説だったというわけだ。
■長嶋茂雄の悲願!
この松井&由伸連合を強力に後押しするのが、ミスターこと長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督だ。ドラフト1位の競合くじを自ら引き当てて以来、手塩にかけて松井氏を育成してきたミスター。当然ながら、巨人の監督にも松井氏を推してきた。
「松井は帰国するたび、ミスターと食事をしている。その席で、幾度となく巨人監督の話も出ています。あるとき、松井は直接ミスターに“監督はどうなんだ”と聞かれ、“自信がなくて……”と返したそうです。そこで“何を言ってんだ! 勝負は丁か半かだぞ!”とミスターに言われてもなお、承諾しなかった松井もスゴい(笑)」(スポーツ紙デスク)
このように、ミスターの悲願が松井氏の“巨人監督就任”であることは、誰もが知るところだ。
「松井君は日本の野球を10年、アメリカでも10年、両方やってきた。これから100年、150年先を見てね、松井君はやっぱり、日本の球界でやっていくべきだと、僕は思いますね」と、ミスター自身もインタビューで明言している。「松井が巨人監督になる、という意思を明確にすれば、ミスターは完全バックアップ。読売グループ上層部も、“第2のON”と言うべき“松井・高橋”コンビの復活を望んでいるんだよ」(球界事情通)
その場合、当然ながら原-阿部ラインは消える。「それを原が手をこまねいて見ているとは思えない。テレビやスポーツ紙の前では度を超えたおちゃらけサービスをするが、原の本質は超冷徹な勝負師です。そうでなきゃ、1000勝なんてできるはずがない。なんらかの手で巻き返しに出るでしょう」(前同)
7月30日、原は監督1000勝を達成し、恩師・長嶋茂雄の1034勝をも視野に入れた。全権監督・原がすべてを手中に入れるのか、それとも“松井と由伸”が新たな未来を切り開くのか――。“巨人の命運”をかけた生き残りバトルが今、幕を開けようとしている。