モルモット味のアイスクリームが登場。南米エクアドルの女性がレシピを考案。結構うまいと話題に

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モルモット味のアイスクリームが登場。南米エクアドルの女性がレシピを考案。結構うまいと話題に
モルモット味のアイスクリームが登場。南米エクアドルの女性がレシピを考案。結構うまいと話題に

vantagepointfl /pixabay

 アイスクリーム業界はいつも前向きに、斬新な味へのチャレンジを繰り返している。アイスと肉系を掛け合わせたアイディアは既に存在し、日本にも牛タンアイスや馬刺しアイス、手羽先アイスなどが存在するが、食文化の違いは使用する肉の種類にも表れるようだ。

 エクアドルやペルー、ボリビアなど南米の国では、モルモットを塩で調理し、じゃがいもとピーナッツソースを添えて食べる伝統料理がある。

 モルモットは身近な食材なのだが、まさかそれをアイスクリームにすることなど、過去に誰もチャレンジすることはなかった。
 
 だが最近、エクアドルに住むひとりの女性が、果敢にも珍味レシピを発明し、モルモット味のアイスクリームを商品化したようだ。

 これが意外にも美味しく人気上昇中となっており、その珍しさも相まって、世界中のメディアから報じられるほどの注目を浴びている。

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・モルモット風味のアイスクリームが生まれたきっかけ

 エクアドルの首都キトに住むマリア・デル・カルメン・ピラパーニャさんは、勤めていた民間企業が倒産し、兄の経営するレストランで働き始めた。

 そこで飲食業の楽しさに目覚めたマリアさんは、ワークショップやフェアに熱心に参加。いつか自分の店を持つことを夢見ながら、おいしいフルーツ味のアイスクリームの開発に取り組んでいた。

 一方で、モルモットを伝統食とするエクアドルでは、毎年恒例のモルモットフェアが開催されており、マリアさんはそこにも足を運んでいた。

 ある時、知人に「もっとユニークな風味のアイスにチャレンジしてみては」と勧められ、モルモットをアイスクリームの風味に取り入れてみることを思い付いた。今から1年ほど前のことだったという。

 食肉として口にしていたモルモットが、アイスフレーバーになるというアイデアは、さすがにエクアドルの人たちも思いつかなかった。

 というのも、それはアメリカで牛肉をアイス風味に変えるようなものであり、収益を考えると恐らくほとんどの人がチャレンジしたいビジネスではなかったように思えたからだ。

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image credit: youtube

・試行錯誤の結果、ついにレシピが誕生

 しかし、マリアさんは一か月かけてモルモットフレーバーアイスクリームのレシピを発明した。

 最初は砕いたジャーキーを使用してみたが、望ましい結果にはならなかった。次にロースト肉を試したが、こちらもいい味が出せなかった。

 そしてようやくレシピが完成する。

 まず、モルモットの肉を2時間ほどかけてゆっくりと煮詰めてスープストックを作り、肉はミキサーにかけペースト状に凝縮する。

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 それらをあわせてパテを作成し、パッションフルーツや、トマトやオレンジに似た南米で栽培されるナランヒージャと呼ばれるフルーツと一緒に混ぜる。

 更に普通のアイスクリームを作る要領で、ホイップクリームや練乳を追加。最適な固さになるまで約1日冷凍させてついに完成した。

 できあがったアイスの上には、チョコレートソースを載せて砕いたピーナッツを振りかける。コーンに入れられた珍味アイスは、見た目でいうと普通のアイスクリームと何ら変わりない。

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・女性客ら「半信半疑だったけど、食べたら美味しい」

 マリアさんの屋台は、首都キトとサンゴルキを結ぶ高速道路の隣にあり、小さなテーブルが2つあるだけの小さな店だ。

 既にこの店をオープンして数か月になるそうだが、モルモットフレーバーアイスは意外にも人気を呼んでおり、店内は家族連れや女性客で混み合っている。

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 アイスクリームの値段は、1ドル(約107円)もしくは1リットル12ドル(約1290円)。

 ある女性客(78歳)は、「モルモット風味のアイスと聞いた時、最初は半信半疑だったけど、実際に食べてみたら美味しい」と話しており、好評のようだ。

 現在、このモルモットフレーバーアイスは、世界中のニュースで報じられるところとなり、マリアさんは地元メディアの取材で次のように応えている。

家族や夫は、私をクレイジーだと思っていました。誰もモルモット味のアイスクリームなんか買わないだろうと。でも今は、店の主力商品となっています。

 今は週に150個のアイスの準備をしているというマリアさんだが、今後の需要は確実に増加することが予想されており、続いてカニや鶏肉、豚肉などの他の肉風味にもチャレンジしてみたいと話している。

References:Oddity Centralなど / written by Scarlet / edited by parumo
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