チェルノブイリの制御室を一般公開。ただし危険につき5分間だけ(ウクライナ) (1/3ページ)
世界最悪の原発事故の舞台となったチェルノブイリ原子力発電所4号炉の制御室が一般公開されたそうだ。
興味があるのならあなたもそこを訪れて、人類史に刻まれた痛ましい事故の痕跡を確かめることができる。
ただし、そこはいまだに放射線レベルが高く、防護服を着なければ入室することはできない。滞在できるのも5分間だけだ。
Take a look inside radioactive ruins of Chernobyl’s reactor No. 4
・チェルノブイリの観光地化が推進される
2019年6月、放射線物質を封じ込めるために建設された巨大ドームの落成式に出席したウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領によって、チェルノブイリを観光の目玉にする旨が正式に宣言された。
チェルノブイリの一部は10年近く前から開放されており、じつはかなり前から観光スポットだった。今年5月にはその事故がアメリカのHBO局によってドラマ化。おかげで予約数が3割も伸びるなど、意外な人気観光スポットだ。