メルク、ヴェルサムマテリアルズの買収を完了 (3/4ページ)
ヴェルサムマテリアルズ社の事業は、メルクのパフォーマンスマテリアルズ・ビジネスの3つのビジネスユニットの一つである、セミコンダクターソリューションズ・ビジネスユニットに統合されます。セミコンダクターソリューションズは2つの特化型ユニットであるセミコンダクターマテリアルズとデリバリーシステムズ&サービスから成っています。
セミコンダクターマテリアルズは、現在メルクのセミコンダクターソリューションズ・ビジネスユニットの責任者であるアナンド・ナンビア(Anand Nambiar)がリーダーとして、半導体メーカー向けの材料ベースのソリューションの開発と商品化に引き続き取り組んでいきます。
デリバリーシステムズ&サービスは、ヴェルサムマテリアルズ社のジェフ・ホワイト(Jeff White)がリーダーとして、半導体メーカーのための機器の開発と展開に取り組みます。さらに、このユニットは、機器および特殊材料の安全な取り扱いをサポートするためのサービスを提供します。
さらに、前ヴェルサムマテリアルズのジョン・ランガン(John Langan)がパフォーマンスマテリアルズ・ビジネスの最高技術責任者(CTO)に就任します。その他のパフォーマンスマテリアルズ・ビジネスの経営陣は現職を引き続き務めます。メルクは、米国アリゾナ州テンピのヴェルサムマテリアルズ社施設を、統合後の電子材料事業の米国における中核施設として維持していく計画です。
今年末までの残り86日間に、メルクは、ヴェルサムマテリアルズ社から受け継ぐ事業により売上に2億7000万ユーロの貢献があると予測しています。グループの特別項目計上前EBITDAへの寄与は、8000万ユーロから9000万ユーロの間と予測されます。また、グループ特別項目計上前EPS(1株当たり利益)は0.11ユーロから0.14ユーロ増加すると見込まれています。
メルクがヴェルサムマテリアルズ社の100%株主となったことにより、ヴェルサムマテリアルズ社の株式のニューヨーク証券取引所での取引は停止されます。ヴェルサムマテリアルズの株主には、1株当たり53米ドルが現金で支払われます。