韓国 15人連続殺人強姦魔30年後に容疑者特定 (2/3ページ)

週刊実話

映画では、女性の陰部から、いくつも桃の欠片が見つかるシーンがあり、犯人の猟奇性を際立たせていましたが、次第に国民の怒りは、事件を解決できない警察に向けられるようになりました」(同)

 警察は延べ200万人を超える捜査員を投入し、疑わしい人物を片っ端から引っ張り、拷問もいとわない激しい捜査を行った。これにより、一方的に容疑者扱いされた3人が自殺し、1人は拷問の後遺症で死亡したほどだという。

 当時、韓国は軍事政権下で民主化運動の真っ只中。警察はデモの鎮圧などに忙殺される中、捜査にあたっており、その手法は信じられないほどずさんだった。
「映画でも描かれていますが、警察は犯行現場に〈自首しなければお前の手足は腐る〉とか〈お前はいつか捕まり殺される〉というメッセージを刻んだカカシを立てたり、占い師に頼ったりと、めちゃくちゃだった。当時は科学捜査の技術も発達しておらず、被害女性の体内から何度も精液が検出されていたにもかかわらず、事件を解決できなかった。その自責の念から自殺した刑事も出たほどです」(同)

 事実、李は何度か警察の取り調べを受けながら、捜査の網をかいくぐって犯行を続けていたというのだ。

 李は、1963年に華城市で生まれた。高校を出て、徴兵制度で軍に入隊した後の1986年1月、同市内の電気部品を扱う会社に就職。一連の事件後、李は清州に引っ越し、1992年に結婚していた。
「平素は静かだが、一度スイッチが入ると非常に暴力的になり、手がつけられなくなるタイプ。性的な倒錯もひどかった」

 元妻は、李の人柄をこう評する。彼女は、下血するほどのひどい暴力を李から振るわれ、まだ1歳に満たない息子も部屋に閉じ込められてアザができるほど殴られていたと証言している。

 耐えかねた元妻が、結婚から2年も経たずに離婚を切り出すと、「再婚できないように入れ墨を入れてやる」と脅してきたという。さらに、元妻の妹(当時19)に睡眠薬を飲ませて強姦し、鈍器で殺害したのだ。
「この義妹の死体もストッキングで縛られていました。

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