ANAが飛行機にとってかわるロボットアバターを使った新しい旅を提案(日本)

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ANAが飛行機にとってかわるロボットアバターを使った新しい旅を提案(日本)
ANAが飛行機にとってかわるロボットアバターを使った新しい旅を提案(日本)


 遠いところに住んでいる家族に久しぶりに会いに行こうか。ならば、まずは空港を目指さなきゃならない。それとも懸命に働いたご褒美にちょっとエジプトの世界遺産でも見に行こうか。やっぱり、飛行機に乗らなきゃ始まらない。

 飛行機は遠い場所に移動する場合、欠かせない乗り物だ。だが飛行機での移動は経済的にも環境的にも負担がかかる。

 今、日本の大手航空会社ANAはそんな空の旅にとってかわる新しい旅を提案している。それは飛行機で本人が目的地まで行くのではなく、テレプレゼンス・ロボットに行ってもらおうというものだ。


・本人に代わって旅を疑似体験

 先日幕張メッセで開催された「CEATEC 2019」で、ANAは「ニューミー(newme)」を公開。「Society 5.0 TOWN賞」を受賞した。

 その姿は、ルンバからまっすぐ上に生えたポールにiPadを取り付けたかのようだ。


ANAアバター『newme(ニューミー)』ユースケース編 - avatar-in

 ニューミーは本人のかわりに世界に飛び立ち、現地の様子を擬似体験させてくれるアバターだ。

 たとえば、あなたのご両親が自宅にニューミーを用意しておけば、サッとVRヘッドセットをかぶるだけで、あなたはいつでも実家への里帰りを満喫できる。

 ニューミーを操作して実家の中を歩き回れるし、もちろんお父さんやお母さんと会話を交わすことだってできる。

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・世界の裏側でショッピング

 世界に発表されたプレスリリースによると、ANAは2020年夏までに1000台のニューミーを導入し、自宅にいながら臨場感あふれるスポーツイベントを体験したり、世界の裏側でショッピングを楽しんだりできるようにする予定だという。

 そしていずれは、深海や月面基地のような、これまで一般人では難しかった旅先へもニューミーで行けるようになるだろうとANAは考えている。


ANA AVATAR Vision | ANA AVATAR

 また、エンターテイメントだけでなく、もっとビジネス向けの用途も視野に入れられている。

 たとえば、ニューミーを経由して、医師は世界の反対側にいる患者の診察を行えるようになるかもしれない。障害で毎日通勤することが難しい人が、オフィスに置かれたニューミーを通じて働くといったことも考えられる。

 なお、後者については、2018年に麻痺のある人がロボットを操作してカフェでウェイターとして働くという実演がなされたことがある。

ANA HOLDINGS Unveils Technology Behind its Avatar-powered Social Infrastructure Service/ written by hiroching / edited by parumo
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