透明マントが現実味を帯びてきた。新たなる光学迷彩技術で簡単に身を隠すことができる素材が開発される(カナダ) (2/2ページ)
また中間・近紫外線から赤外線までの光も曲げる。解像度の低いカメラは可視光ではない光を捉えているので、そのステルス効果はカメラ越しに見たときの方がよりはっきりしたものになるらしい。
開発が始まったのは2010年のこと。それ以来ハイパーステルス社は軍関連組織と共同で開発を進め、最近ではこれに関連して4つの特許が申請されている。

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・スネルの法則
詳しい仕組みは公表されていないが、原理自体はごく単純で「スネルの法則(屈折の法則)」を利用したものだ。
その効果は自分でもすぐ確認できる。コップに水を入れて、その中にスプーンを入れてみればいい。スプーンは曲がって見えるだろう。同様にプールも光が屈折するために、実際よりも浅く見える。
光がある物体から別の物体に進入すると進行方向が変化するが、どれだけ変化するかは素材によってそれぞれ異なっている。
だから、ある素材の屈折率を熟知していれば、クアンタム・ステルスのように盲点を作り出すことが原理上は可能になるというわけだ。

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薄いから扱いやすく、しかも安価ということであれば、まずは軍事関連で普及していき、その先は我々民間人の手に届くものとなるだろう。
透明人間になることができるのならば、あなたはまず何をしたい?
References:A Canadian Company Has Created An Incredible Invisibility Shield | IFLScience/ written by hiroching / edited by parumo