本のページをパラパラと高速でめくり5分間で10万語を記憶できるという「量子速読法」が中国でブームに (2/3ページ)
量子速読法を身に着けた子供たちは、何百ページというページをめくると、脳に非常に高速な内容イメージが形成され、読んでいる書物の内容を理解することができます。
・本をスキャンするようにページをめくる子供たちの姿が動画で拡散
教育熱心な中国社会では、量子速読コースを提供する私立学習機関が続々と登場した。しかも、コースは269000元(約414万円)という高額なものもある。
まるで本をスキャンしているかのように量子速読を練習している子供たちの姿を捉えた動画が、中国のソーシャルメディアプラットフォームWeiboに投稿されると、世界中の注目を浴びる一方で、物議を醸した。

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・「科学的根拠はない」と専門家ら
ネット上では、量子速読のスキルを学ぶ子供たちの姿が話題となり、そのコースに子供を通わせる親たちにも「高い金を捨てるようなもの」などといった非難の声が挙がっているという。
更に中国の専門家や科学者らは、この手法には科学的根拠がないため効果はないと主張。北京の21世紀教育研究所のション ビンチー副局長はこのように述べている。
親は、子供がそのようなコースを受講すると、他の子よりも優位に立ち有利だと考えているようですが、この種の非科学的なトレーニング方法は子供の発達を損なうだけです。
教育機関のプロモーションによると、量子速読法をマスターすれば、時に目隠しをしていても書物を読むことができるということだが、そのような処理能力を本当に身に着けることができる子供たちがいるとなれば、もはや驚異と呼ぶべきだろう。