恋愛不器用さんへ。受け身の恋愛が絶対にうまくいかない理由 (2/2ページ)
「フクダ、ごつめの彼女できたみたいやで」
ごつめの……彼女……? 思わずペダルをこぐ足を止め、立ち尽くした。
待って……私との約束があるでしょうがああああ!!
あんなにキラキラとしていた夜空が涙でにじみ、この曲はデスソングとして一時期封印することとなった。
■受け身の姿勢では幸せになれない?
さて、ここまで彼を想い、運命を信じてやまなかった私だが、実は彼とは一言も話したことがない。彼と結ばれるもなにも、始まりもしていない。
超受け身&超妄想癖な私は、頭でばがり考えて自分からは行動ができないたちだ。
あの曲だって、「星降る夜になったら、バスに飛び乗って迎えにいくとするよ」と、自分が誰かのもとに駆けつける描写を歌っているのに、勝手に志村さん(フジファブリックのボーカル)にご足労いただいていた。
恋愛中はいつだって都合よく物事を脳内変換できるけど、この事実だけはひん曲げることができない。
待ちの姿勢は危険だ。次好きになった奴には絶対自分から告白する!
この出来事をきっかけに、私はそう心に決めた。
■幸せはこちらから迎えにいくスタイルで
結局次に好きになった人には、3度告白をしたが、2度フラれ、1度無視された。
「待っても来ないなら、自分で行けばいい。ゴールを決められない相手なら、自分で決めにいけばいい」。あの経験から10年、まだまだ結婚の予定はないし、婚活中の私だけれど、恋愛・結婚に対して超ポジティブになっている。
婚活をしていると、いい人に最速で出会いたいと思ってしまうけれど、どんなことだって一筋縄ではいかない。しかも、結婚はタイミングだというように、好きだけではうまくいかないことがほとんどだ。
でも、待っていても何も始まらないし、トライしてエラーだったときはきっと運命じゃなかっただけだ。大丈夫。出会うべき人がほかにいる。
そして、できればいつだって恋愛を楽しんでいたい。だからこそ、幸せになる日を悠々と待ってなんていられない。こちらから迎えにいきたい。
そう思えるのは、やっぱり思春期のあの経験があったからで、『星降る夜になったら』に自分を重ねていたからだ。
いい経験をしたねTEENAGERの私! 未来はとっても明るくて、楽しいよ! そんな風にあのときの自分にちょっとだけ感謝しよう。
(文:みやちゃん/マイナビウーマン編集部、イラスト:オザキエミ)