麻生副総理vs二階幹事長 熾烈を極める次期総裁選「代理戦争」 (2/3ページ)

週刊実話

二階氏も続投で命を助けてもらった菅氏のため、二階派一体で菅総理誕生の下準備を始めています」(政界事情通)

 これまで菅氏は「総理総裁など頭にない。一兵卒で派閥を持たない」とアピールしてきた。しかし、10月に入り菅氏の隠れ派閥『ガネーシャの会』(約20人、坂井学衆院議員ら)の定例会を毎週木曜日に開く方向で一気に動き始めた。

 呼応して菅氏の他の勉強会、例えば河井克行法相が参加する『向日葵会』(10数人)も会合を活発化させる気配を見せている。加えて、小泉環境相が中心の勉強会『2020年以降の経済社会構想会議』(約30人)も菅氏・二階氏と足並みを揃える可能性もある。
「二階氏は自分の派閥に有力後継者がいないので、菅氏を総理総裁に担ぎ、自身は院政を狙うようです。菅氏も完全にポスト安倍で手を挙げるつもりだ。その後に、進次郎氏をポスト菅にする腹だ」(菅氏関係者)

 こうした動きに警戒感を強めているのは、安倍首相と麻生副総理だ。
「安倍首相は情勢次第で4選を狙う。叶わなければ、院政の両睨みと見ていい。院政の場合、後継者は岸田政調会長、加藤勝信厚労相だ。首相は内心、菅氏も進次郎氏も潰したい。ポエム進次郎バッシングの仕掛け人説もあるほどです。麻生氏は安倍首相と姻戚関係にある。つまり、安倍院政は=麻生院政にも繋がる。麻生氏の意中の人物も岸田氏です」(細田派議員)

 10月16日、BSフジで麻生派の河野太郎防衛相が総裁選出馬に意欲を見せた。
「一時、神奈川のドン、菅氏の軍門に下ったと囁かれたが、そうではない。総裁選出馬明言は、麻生氏が裏で仕掛けたともっぱら。麻生氏は岸田氏がだらしなければ、一気に河野氏を推すという先を読んだ動きでしょう。時事通信社の10月の世論調査で、河野氏はポスト安倍で前回の1.9%から一気に5.7%に急増していますからね」(麻生派議員)

 岸田氏も10日発売の『文藝春秋』で総裁選へ出馬宣言した。
「岸田派は参院選で現職4人が落選した。派閥も第4から第5に後退。後ろ盾の古賀誠元幹事長も岸田支援の梯子を外す有様です。焦りまくる岸田氏は麻生氏に急接近し、細田派、麻生派の合従連衡で巻き返しを狙う」(消息筋)

 16日夜、都内で麻生、二階両氏が会食した。

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