吉　さすが、お相撲さん！ちなみに、現役で一番お酒が強い方というと？

御　横綱・白鵬関と栃ノ心関！　飲み方が尋常じゃないんで。栃ノ心関は一緒に飲みに行くと、ウォッカが１人１本ずつ出てくるんです。「皆で１本じゃないの⁉」って（笑）。で、１時間で帰るからって、１本空けちゃう。次のお店に行ったら、今度はウォッカとイエーガーで１人２本ずつ！さらに、夜中３時くらいだったんですけど、「お腹すかない？　ラーメン食べたい」って。俺もそれなら食べられると思って一緒に行ったら、チャーハンセットと餃子までついてて。しかも、食べ終わったラーメンのスープの中に、ご飯を追加してかき込んでるんです（笑）。次元が違いました。吉沢さんは、お酒は何を飲まれるんですか？

吉　私、アルコールが入ると、顔が真っ赤っ赤になっちゃうんです。だからハイボールを、ちょっとずつ飲んだりとか。

■お相撲さんはモテる？

吉　ところで、お相撲さん特有のこの香り、なんていうんですか？　とてもステキですよね。

御　髷を結うときに使うビン付け油の香りです。この香りって、お店とか乗り物にお相撲さんがいると、すぐ分かっちゃうんですよね。

吉　じゃあ、悪いことはできないですね（笑）。前だったら、千代の富士さんとか、若貴さんとか、私の中では「お相撲さんはモテる」というイメージがあるんですが、実際はどうですか？

御　いやぁ、全然ですよ（苦笑）。僕は中学、高校、大学とずっと相撲部で、男ばっかりの世界。フツーに遊んでいるクラスメイトが羨ましかった。（大卒後の）就職も内定していたのに、「お相撲さんになろう」と決意したのは、実はモテたかったからなんです（笑）。お相撲さんになって、期待していたんですよ。“バレンタインデーのチョコ、どんだけ来るだろう？”って。そしたら当時、僕の付け人だったハーフのイケメン力士が十何個もらっていたのに、僕は３個。マジか～って（笑）。今年も、飲み屋のママさんからいただいたくらいで……。

吉　全然、信じられないです（笑）。私はバレンタインのチョコは、手作り派なんです。作るのって楽しいし、相手の方に心が伝わるんじゃないかなぁ……って。

御　エッ、そうなんですか？　僕が手作りチョコをもらったのは、高校時代だけですね。相撲部のマネージャーが僕たち部員に作ってくれたんですけど、吉沢さん、来年のバレンタインデー、マジで手作りチョコ、期待しちゃいますよ（笑）！

吉　ウフフ……。ちょっとだけ期待してもらっていいかも……!?（笑）

　吉沢明歩にメロメロの御嶽海。対談の続きは現在発売中の『週刊大衆』で。