2049年には実現している!?「お金」のない社会とは? (2/2ページ)
農業などの作業のすべてを自動化し、その仕組みを動かすためのエネルギーも無料になれば、食料の無料化にもつながる可能性がある。実際、ポルトガルなどでは、再生可能エネルギーによる電力供給が100%を超える状況ができているという。可能性という点では、再生可能エネルギーによって、エネルギーと食料の無料化もありうるのだ。
サービスもエネルギーも食料も無料になっていき、30年後、お金という概念のない世界になっていたら、どう生きるべきか。今まで人間がしていた仕事も機械化され、自動化が進んでいる。そんな社会で、人間には何が求められるのか。本書では、それは「探求する姿勢」だとしている。さまざまなことが自動化され、お金も消滅している時代は、何かを知りたい、やりたい、という探求に重きを置くことができる社会でもあるのだ。

現金で払うのではなく、電子マネーで払うのが当たり前になりつつあるというのは、実際にお金の在り方の変化を生活の中で体験しているということだ。30年後、本書のテーマである「お金という概念がない」世界が来ているかもしれない。その時自分はどう生きるか。そんな想像をしながら読むと、本書をより楽しめるはずだ。
(新刊JP編集部)