天才テリー伊藤対談「ダチョウ倶楽部」(1)初の旗揚げ公演は小さなオマケ扱い (2/2ページ)
猪八戒の恋愛話を中心に、おなじみのギャグをギュウギュウ詰め込んで、ダチョウのおもしろいところがいっぱい見られる舞台になっています。
テリー 出演者も豪華だ。三蔵法師役で細川たかしさん、加藤茶さん、川崎麻世さん、小林綾子さん‥‥これは見たくなるね。
上島 細川さんは第2部で歌謡ショーをやってくださることになったんですが、フタを開けたら「細川たかし特別公演」がメインになっていて(笑)。
寺門 チラシも細川さんがドーンと真ん中、俺らの写真はオマケみたいに小さくなっちゃった。
テリー (舞台のチラシを見て)アハハハ、本当だ。そこも含めて、ダチョウっぽい感じだ。でもさ、ほとんどのお笑い芸人が変わっていく中、ダチョウはそんなふうに35年間まったく変わらないのがすごいよ。だってさ、3人が北朝鮮の問題とか香港の騒動について語っているの、一切聞いたことがない。
肥後 そもそも、そういう場に呼ばれていないですからね(笑)、コメンテーターの仕事ゼロですもん。まあ、僕らにそういうこと聞いてもしょうがないですし。
テリー 今日ここに来るまで3人のことをいろいろ考えていたんだけど、昔で言うと由利徹さん、林家三平師匠のポジションにいるんじゃないかと思うんだ。
肥後 おいおいおい、(ほかの2人に)聞いたか?
上島 ええっ、うれしいですけど、そんなすごいところに俺ら、いるんですか?
テリー うん。その2人って、ただいるだけで最高におもしろいし、コメンテーターみたいなこと、誰も期待しないものね。すでにダチョウは、そういうポジションにいるんだと思うけどそういう自覚はない?
肥後 どうなんでしょう、昔からずっとギャグで「現状維持」って言っていますけど、テリーさんに「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」で爆破されていた頃から本当に何も変わらないんですよ。
寺門 もはやシーラカンス化していて、珍しがられているだけなんじゃないですかね(笑)