１１月２２日は、「いい夫婦の日」。この季節になると、各界のおしどり夫婦を選出する「いい夫婦の日パートナー・オブ・ザ・イヤー」が行われる。ちなみに昨年には、陣内孝則と陣内恵理子夫妻、庄司智春と藤本美貴夫妻の２組が選ばれている。最近では、テレビやＳＮＳで夫婦の仲むつまじさを発信する芸能人夫婦も多く、特に主婦層からの人気も高い。そこで今回は２０～５０代の既婚女性１００人に「憧れの芸能人夫婦」について聞いてみた。

　第3位は、三浦友和と山口百恵夫妻。

　２０歳で俳優デビューした三浦は、１９７０年代に二枚目俳優として絶大な人気を誇った。当時、超人気歌手で女優としても活動していた山口と共演した映画、ドラマは立て続けにヒットし、２人は“ゴールデンコンビ”とも呼ばれていた。そんな２人は１９８０年に結婚、山口は芸能界を引退して家庭に入った。２人の長男はシンガーソングライターで俳優の三浦祐太朗、次男は三浦貴大で俳優として活躍中だ。三浦と山口は一切ケンカせず、近年は夫婦で晩酌しながら、老後の話をすることも増えたという。

　そんな２人を選んだ人からは、「ファンです。本当にお似合いだと思うので」（５１歳／女性）、「夫婦仲良さそうだし、子どもたちもしっかりしているから」（４１歳／女性／主婦）、「お互いを思いあっている。一度もケンカしたことがないとテレビで話しており、素晴らしいと思いました」（４２歳／女性）、「内助の功。なかなかできることではない」（５９歳／女性／主婦）、「百恵さんはお子さん２人もしっかりと育てて、一般人としての生活を楽しんできたことが分かるので」（５７歳／女性／主婦）、など、４０～５０代を中心に支持されていた。

　第２位は、辻希美と杉浦太陽夫妻。

　２人が結婚したのは２００７年のこと、辻ちゃんは当時２０歳で現役アイドル、しかも授かり婚だったこともあり、大きな話題になった。同年１１月に長女、次いで１０年には長男、１３年に次男、１８年には３男を出産と、今では子だくさんファミリーとして知られている。ＳＮＳでは食事風景や育児の様子を頻繁に公開しており、良くも悪くも注目されている。辻は、先日ＹｏｕＴｕｂｅｒデビューも果たし、子育てにも仕事にも意欲的だ。２０１６年には「いい夫婦の日パートナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞している。

　辻、杉浦夫妻を選んだ人からは「どちらも明るくて優しいパパママだから」（２３歳／女性）、「お互いが家庭を大事にしていて、家事育児をともにこなしている姿に憧れる。我が家も、夫婦、家族として、子どもたちと一緒にこんなふうに同じ方向を向いて暮らしていけるとステキだなと思う」（２７歳／女性／主婦）、「若々しいし、仲良し。お互いを思いあっていてお互い必要としあっているから」（３０歳／女性／主婦）、「結婚当初と変わらずラブラブ」（２１歳／女性／総務・人事・事務）などお互いを尊重する関係性が、若い世代を中心に評価されていた。

■お互いを尊重しあう姿は好感度高め！

　そして第１位に選ばれたのは、唐沢寿明と山口智子夫妻。

　ともに日本を代表する俳優女優のカップルで、１９８０～１９９０年代のトレンディドラマでブレイク、現在も実力派として活躍している。私生活では９２年に、山口の自宅に侵入した男を唐沢が撃退したことで交際が発覚し、９５年には入籍した。唐沢はあるバラエティ番組に出演した際、「一番の宝物は？」と聞かれた際、「山口智子」と答えたことがある。山口もテレビ番組で「手をつないで寝ている」と明かし、今でも夫婦仲は良い。今年10月は、唐沢が発起人となり、東北への復興支援を目的に行われたチャリティのラリーイベントに夫婦で参加。唐沢が所有するポルシェの助手席に山口を乗せて登場した。

　唐沢、山口夫妻には「いつになってもお似合いでカッコいい」（３８歳／女性）、「今でも新婚のとき同様に仲がいい。どちらもすごい俳優だから」（４１歳／女性）、「子どもがいなくても、夫婦でとても仲がいい」（３４歳／女性／主婦）、「自然体。お互いが生き生きしている」（４６歳／女性／主婦）、「それぞれが自立している。いつも平和な感じで、お互いに思いやりがありそう」（４１歳／女性／主婦）など、良いパートナー関係を称賛する声が多かった。

　以上今回のベスト３は、ベテラン、ミドル世代、若手の３組がそれぞれ選ばれていた。他には、佐々木健介と北斗晶夫妻、ヒロミと松本伊代夫妻、ＤＡＩＧＯと北川景子夫妻、仲里依紗と中尾明慶夫妻、なにかとお騒がせな木下優樹菜とＦＵＪＩＷＡＲＡの藤本敏史夫妻にも票が集まっていた。