蝶野正洋の黒の履歴書 ★貴ノ富士「付き人暴行事件」の私見 (2/2ページ)

週刊実話



 俺は外してしまったが、付き人をやると勉強になることは多い。気配りもできるようになるし、「自分の立場を理解する」という社会人として絶対に必要な感性を学べる。

 最近は欧米型というか、上下関係をなくしたフラットな関係性が賞賛される風潮があるけど、みんなが横一線でやりはじめたら、仕事はうまくいかないよ。

 例えば、商談時にサポート役として同席してるのに、話に割り込んで前に出ちゃう人がいる。付き人関係が分かっている人間なら、そんなことはしない。サッカーで点を取らないやつは、最前線に行ってもシュートを決められないんだから、だったらパスを回す位置にいけ、と。要は“ポジション取り”だな。これは、付き人を経験すれば必ず学べる。

 こういうことは学校じゃ教えてくれないから、付き人までいかなくても、先輩・後輩の関係性から自分で学んでいくしかないのかもしれないな。

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蝶野正洋
1963年シアトル生まれ。1984年に新日本プロレスに入団。トップレスラーとして活躍し、2010年に退団。現在はリング以外にもテレビ、イベントなど、多方面で活躍。『ガキの使い大晦日スペシャル』では欠かせない存在。
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