貧しい地域の人々が抱える借金を完済し、現金入りの封筒を置くトルコのロビン・フッド。それが誰なのかは誰も知らない。 (2/3ページ)
・去年、激動の年を迎えたトルコ
トルコは去年、紙幣のリラが暴落した後、失業率が増えると同時に電気やガス代、食料価格が高騰した。
生活費の上昇は、一部の人にとってはとても苦しい状況を突きつけられたが、トルコのロビン・フッドはイスタンブールで暮らす最も貧しい人々を助けるために最善を尽くしているようだ。
トゥズラにある食料品店の経営者は、地元メディアの取材で次のように話している。

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その人は、突然店にやって来て、顧客の借金が記載された記録ノートを見せてくれと私に頼みました。
当店には、4人の顧客が多額の未払いを抱えていたのですが、彼らの住まいを聞いたその男性は、一旦店を出て、再び戻ってくると全ての借金を完済したのです。
また、借金を抱えていた貧しい家族たちに、彼が余分な現金を渡したことも後で知りました。私が彼に名前を聞くと、「ロビン・フッドと呼んでくれ」とだけ言い、本名を明かすことはありませんでした。
・神の祝福を得るためだけに慈善行為を続ける男性
トルコのロビン・フッドと呼ばれる謎の人物と面識がある別の食料品店の店主も、このように語っている。

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彼は、貧しい人々の借金を払うためにここにいるのだと私に話しました。私は、ここで30年間商売をしていますが、あのような人物に出遭ったのは初めてです。