沢尻エリカは「薬物売人の広告塔」だった(1)クラブでのクスリの隠し場所 (2/2ページ)

アサ芸プラス

「Xにとっても沢尻は広告塔として欠かせない存在でした。カリスマ女優の沢尻がイベントに参加するとなれば、集客はもちろん、場所を貸す大箱クラブやイベント会場も三顧の礼で彼女たちを迎えていた。ここ数年、Xのイベントの規模が急激に大きくなっていったのも、沢尻なしでは考えられない。しかしその反面、沢尻がイベント中にガンギマリで酩酊していたことがたびたび目撃されるようになり、会場内でMDMAなどのドラッグが蔓延していると指摘するクラブ関係者もいたようです。すると口コミでドラッグを求める客や売人も周辺のラブホテル街で売買を始めるなど、かなり危ういイベントとしてクローズアップされていました」

 いわば沢尻とイベント主催者Xは「持ちつ持たれつ」の関係として、業界でもよく知られていたのだ。

 ところが、このXとの蜜月が捜査当局の格好のターゲットになったのも事実である。捜査関係者によれば、

「このXの周囲には、ドラッグ関係者とみられる怪しい人物が数多くいる。XのSNSでは沢尻との食事会の写真が公開されているほか、業界では有名な音楽関係者Zとのツーショットもアップされているんです。そして実はこのZこそが、数年前にコカイン所持で逮捕された人物。彼を中心としたサークルの間には、薬物常習者が複数いて、当局では『売人に近い人物』という位置づけで現在も捜査を続けています」

 ここに沢尻への薬物密売「窓口」があったのだ。

 しかもドラッグパーティーの評判が立ったことで、前述したように渋谷のラブホテル街には怪しげなシャブの売人が路上に立つなど、異様な雰囲気に包まれていたという。

「沢尻逮捕の前週に逮捕されたKAZMAXというユーチューバーも、同じクラブ近くの駐車場で匿名の通報を受けた渋谷署の署員に逮捕されましたが、この界隈は、クラブに出入りする不特定の男女にドラッグやシャブを売りつける売人が出没していて、たびたび大捕り物になっている。当然、マニアックなパリピはドラッグ目当てにこの場所に現れるのが常態化していた。逮捕前日の沢尻はアルコールのみで、ドラッグはキメていなかったようですが、別の日には関係者からドラッグを入手し、その場でキメることもあったといいます」(捜査関係者)

 まさに沢尻の常連パーティーの夜は、そこらじゅうでクスリに飢えた客も入り乱れ、シャブを飛ぶように売りさばけるというのだから逮捕も時間の問題だった‥‥。

「沢尻エリカは「薬物売人の広告塔」だった(1)クラブでのクスリの隠し場所」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2019年 12/5号KAZMAX麒麟がくる沢尻エリカ薬物エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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