遊女が客に本気を伝える「心中立て」で行われた「切指」その凄まじい方法とは? (2/3ページ)

Japaaan

まず遊女は小指を木枕などの第に乗せ、そこにカミソリをあてておきます。そこへ遣手ばばあや番頭新造などが、鉄瓶などを力任せに叩きつけたというのです(!)。

この時、部屋の障子は閉め切っておくのが定番でした。というのも、切った指が遠くへ飛んでしまうと、見付からなくなってしまうことがあったからでした。飛んだ指が見つからなくなり、客の男が承知しないので他の指を切り落とした、なんて悲惨な話もあるくらいです。

指を切られた遊女は気絶することが多かったため、止血薬・水・銀紙などに加えて「気付け」の薬もあらかじめ用意されていました。当時の吉原には、これらの指を切るための道具一式を売るお店まであったというから驚きです。

それだけ「切指」は、遊郭ではポピュラーな「心中立て」の方法だったのです。

どういうこと!?切った「指」は1度に10人の客に渡されることも?

遊女の切られた小指は、その後スズ製の香箱に入れられて、心中立ての相手の客に渡されることになりました。

でも実はこの指、本物とは限りませんでした。以前Japaaanでも取り上げた事がありましたが、箱には米粉で作った「しんこ細工」の偽物の小指が入っていることもよくあったのです。

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