【加熱式タバコ】低温加熱式「グロー・センス」リニューアル新味全10フレーバー吸い比べ!

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【加熱式タバコ】低温加熱式「グロー・センス」リニューアル新味全10フレーバー吸い比べ!

2019年8月、「プルーム・テック/同プラス」(JT)の独壇場だったニオイの少なさが特徴の低温加熱式タバコに、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンの「グロー」が「グロー・センス(glo sense)」で参入した。当初は東京限定だったが11月14日には専用カートリッジ『neo pods(ネオ・ポッド)』10種の全面刷新とともに全国発売となった。そこで全部買ってためさなくて済むように全種類を吸い比べてみたので参考にして欲しい。


■気になる加熱式タバコ特有のニオイが少ないだけじゃない、香りにとことんこだわったVAPE的豊富なフレーバーポッドの品揃え!
「グロー・センス」のハードウェア自体は変更なし。変わったのはの「グロー・センス」専用カートリッジポッド『neo pods』10種類の方だ。以前ためした時はその軽さに物足りなさを感じていただけに、”吸いごたえを向上させた”これらに対する期待は大きい。


ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン『neo pods』(税込500円・2019年11月14日発売)の箱の中には、「プルーム・テック・プラス」で言うところのリキッドの入ったカートリッジにあたる「フレーバーカートリッジ」が1つと、たばこカプセルにあたる「たばこ・ポッド」が3つ入っている。「myblu」などのVAPE製品と違い、ポッドにはたばこ葉が仕込まれているので、立派なタバコ製品である。


では新しく登場した10種類の専用フレーバーポッド『neo pods』をためしていこう。


■【レギュラー系】

■タバコ味なのに甘くない!
『ネオ・メロー・ブレンド・ポッド・N』
「スムーズなレギュラーたばこのようなフレーバーに、上質なたばこブレンドが融合して生まれた、圧倒的な満足感」と説明されている『ネオ・メロー・ブレンド・ポッド・N』。実際に吸ってみると驚いた。


低温加熱式タバコというものは、基本的にVAPEに近いので、味わいも似ている傾向がある。そうした中で常識なのが、タバコ味はナッツ味であるという不思議な慣習だ。しかも甘い。それは甘いナッツ味なのでは? というリキッドは本当に多いものだ。


だというのにこの『ネオ・メロー・ブレンド・ポッド・N』は、見事に甘くない。あまり早く吸うことに適していないデバイスなので、ゆっくりと吸うと、確かに紙巻きタバコ感のあるシンプルなレギュラー味だ。正直心の中で”やればできるじゃん!”と、偉そうだが思ってしまった。


世の中全てのVAPEリキッドや低温加熱式カートリッジにも見習ってもらいたいとさえ感じた。ただ吸いごたえは以前より高まったが、やはり「プルーム・テック」以上「プルーム・テック・プラス」未満な位置の中でのプラス寄りへの移動だ。
MTL(一度口に蒸気をためてから吸い込む)よりもDL(深呼吸のように一気に肺まで吸い込む)の方が向いていると思う


■少し甘い香りが気になるが深みがある!
『ネオ・シルキー・ブレンド・ポッド』

「カフェラテがほのかに香るたばこフレーバーと、上質なたばこブレンドが融合して生まれた、口当たりのいい満足感」というので、少し警戒。レギュラー味で甘くない『ネオ・メロー・ブレンド・ポッド・N』に感動した後だけに。


しかし甘い香りはするものの、そんなに強くはなく、カフェラテ感により深みを感じてしまったので、これはこれで良いかもしれない。甘い香りが好きな方で、メンソールの清涼感やフルーツ系が苦手という人なら気に入るかも。
※gloストアとgloオンラインストア限定発売


■【メンソール系】

■吐き出すとのどクールになる冷涼感!
『ネオ・クリスプ・メンソール・ポッド』

加熱式タバコといえば主流はメンソール。「アイコス」などの高温加熱式タバコではニオイを軽減するために、低温加熱式では喫味が弱い分、キック感を出すために強化しがちなのがこのメンソール系だ。


特徴は「極寒メンソールの刺激が広がるフレーバーに、上質なたばこブレンドが融合して生まれた、冷涼な満足感」とのこと。スペアミント的な甘みを感じる清涼感がやってきて吸うときのノドを走り抜け、蒸気を吐く時にクール感がやってくる。普通においしい。


メンソール感も最近はとかく”やりすぎMAX”感が注目されがちだが、タバコ的にはこれで十分だと思う。軽めで細身のおしゃれな女性をターゲットにしたメンソールタバコ的な味わいだ。


ゆっくりと深呼吸のように吸い込むDL方式(肺吸い)で楽しむと、ゆったりとリラックスが可能となる。そもそもメンソールは刺激的ではあるけれど、気持ちを落ち着ける作用があるものなので、じんわりしたいなら辛すぎないこのタイプの方が良いと思うのだが。


■上品なミント感でゆったりリラックス
『ネオ・クリア・ミント・ポッド』

「メンソールとペパーミントがほんのり香る爽やかなフレーバーに、上質なたばこブレンドが融合して生まれた、爽快な満足感」というのが特徴だそう。カートリッジを開けてすぐ広がる清涼感。


実際に吸うと辛くない上品なメンソール感がおいしい。喉奥へと広がるミント感は冷たすぎず、冬でもおいしく味わえるタイプだ。タバコ感は強くないが、強すぎないメンソールが好みという人におすすめだ。
※gloストアとgloオンラインストア限定発売


■【フレーバーメンソール系】

■流行りのベリーメンソール!
『ネオ・アイス・ブルーベリー・ポッド』

最近人気を高めているのが、フレーバーのついたメンソールタイプ。この『ネオ・アイス・ブルーベリー・ポッド』もその一つで、中でも鉄板人気のベリー系に属する。思ったよりもペパーミント系の辛さがあり、吐き出す煙に浮き出るブルーベリーという感想。


「みずみずしいブルーベリーのような香りが広がる、爽快なメンソールフレーバーに、上質なたばこブレンドが融合して生まれた、芳醇な満足感」とのことだが、ベリーのアロマが程良いので、飽きにくく吸いやすいと思う。


■青りんごがほんわり香るおしゃれ感
『ネオ・ゼスティー・アップル・ポッド』

zestyと急に言われても…、という感じだが、調べてみるとどうやら”辛い”方面ではあるらしい。「青りんごのようなフレッシュな香りが広がるメンソールフレーバーと、上質なたばこブレンドが融合して生まれた、清涼な満足感」とのことで、りんごでなくて青りんご限定なんだなと思いつつ、フレーバーポッドを開けると確かに酸味の際立つ青りんごの香りがした。


吸うと喉奥へ清涼感が広がり、吐くと淡い青りんごの風味が浮き上がるという味わい。普通にルームフレグランスとしても使いたくなるセンスの良いアップルフレーバー(甘さ控えめ)。青りんごとメンソールがタッグを組んでいるのでタバコ感は少ないが、おいしいと思う。




■【フレーバー系】

■スイーツを我慢しても蒸気なら大丈夫!?
『ネオ・ドルチェ・ティラミス・ポッド』

マスカルポーネチーズとザバイオーネソースを混ぜて、エスプレッソの粉末をかけて90年代に大流行したイタリアンデザート。現在のタピオカミルクティーのような存在だったといえばわかりやすいかも。ドルチェはデザートのこと。


「リッチなコーヒーとクリームが香るティラミスのようなフレーバーと、上質なたばこブレンドが融合して生まれた、大人の満足感」ということだが、当然のごとく甘い。虫歯になりそうなくらい(ならないと思うが)。


この甘い香りを持続的に吸い続けるのは、スイーツが相当好きでないときついかも。ダイエットなどでスイーツに手を出せない時のごまかし用にはうってつけかもしれないが。コーヒーはわかるが、ティラミスかと言われると…。どちらかというと練乳たっぷりの甘いコーヒー味という印象だった。あ、でも少しだけチーズ感も後になって感じてきた。


■ちょっとアロマ寄りに振り切ってる
『ネオ・エレクトリック・チェリー・ポッド』

チェリー味というのは、VAPEリキッドでもケミカル感が出やすく、難しい種類。この『ネオ・エレクトリック・チェリー・ポッド』は「チェリーのようなジューシーなフレーバーと、上質なたばこブレンドが融合して生まれた、濃密な満足感」ということだが、どうなのだろうか。


これはけっこうクセ強め。というのもさくらんぼというよりもアメリカンチェリー、さらにはルームフレグランス的なアロマ感が強めだからだ。これはかなり人を選ぶと思う。
※gloストアとgloオンラインストア限定発売


■南国気分にひたることのできる個性派
『ネオ・トロピカル・フルーツ・ポッド』

トロピカル系も加熱式タバコ〜VAPEまで定番のフレーバーである。しかし通常はトロピカルメンソールという形になっていることが多い。この『ネオ・トロピカル・フルーツ・ポッド』のフレーバーは「トロピカルフルーツのようなフレーバーと、上質なたばこブレンドが融合して生まれた、甘美な満足感」とのこと。


もちろん南国果実と言ってもグアバとココナッツでは全然味が違うので、想像するのは難しい。吸ってみたところではけだるい香りのグアバ、マンゴーあたりをココナッツ感でまとめあげた印象。メンソールが入ればもっと吸いやすくなると思うが、かなりこれも人を選ぶと思う。
※gloストアとgloオンラインストア限定発売


■意外と甘すぎない上品なスイーツ感!
『ネオ・ココナッツ・パンナコッタ・ポッド』

パンナコッタもティラミス同様、90年台中頃にブームとなったイタリアンスイーツで、バニラやコーヒーで味付けしたクリームデザートのことだ。この『ネオ・ココナッツ・パンナコッタ・ポッド』は「バニラが香る、甘いココナッツデザートのようなフレーバーと、上質なたばこブレンドが融合して生まれた、エキゾチックな満足感」ということで、ココナッツもフィーチャーしているということらしい。


吐き出す蒸気の中心に、確かにパンナコッタがいる。だがその甘み自体はそれほど強くなく、ココナッツとバニラによる風味づけで、葉巻のような甘い香りだと感じた。意外と洋モク(海外たばこ)ファンなら受け入れやすいテイストなのではないか。
※gloストアとgloオンラインストア限定発売


■使用リキッドは基本的にプロピレングリコール(PG)、植物性グリセリン(VG)、香料、水で構成されている!
もちろんたばこ・ポッド内には粉末状のタバコ葉が入っており、ニコチンを気化させて蒸気とともに吸い込むのだから、立派なタバコ製品であり、無害ではない。


ただ最近は海外で電子たばこで死亡事故が問題になっており、心配している人も多いだろう。ただそうした事例は、マリファナ主成分のTHCを吸うためのものが大半であり、そのための偽造・粗悪なリキッドが問題を起こしたのではないかと指摘する声もある。

公式オンラインストアでもしっかり表記されているが、これらの「グロー・センス専用カートリッジ『neo pods(ネオ・ポッド)』で使用されているのは、VAPEで長らく使われているプロピレングリコール(PG)、植物性グリセリン(VG)、フレーバーブロック(香料)、水という構成だ。


体に良いというつもりは毛頭ないが、メーカーの大半は安全性の高い成分をなるべく使うように成分配合を決め、生産しているので、一緒くたにされるのはかわいそうだと思う。


入手は、表記されているもの以外は、全国のgloストアgloオンラインストア、コンビニエンスストア含む主要たばこ取扱店などで可能だ。


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