「苗字+さん」はNG。2人の距離が縮まる呼び方 (2/3ページ)
プーチン大統領を呼ぶ機会があったら、きちんとウラジーミル・ウラジーミロヴィチと呼ぶように注意しましょう。
■呼び方で変わる関係性
日本ではロシアほど名前の呼び方に明確なルールはございませんが、それでも関係性によってある程度呼び方が変わるのは間違いありません。
一般的に公式の場では相手の苗字を呼ぶため、下の名前を呼ぶのは親密な関係の証でもあるのです。
それでは今回のご質問を「男性目線」で考えてみましょう。
彼はご質問者さまとの関係を進展させたくて、名前の呼び方を変えるようにお願いしました。
しかしご質問者さまは名前の呼び方を変えませんでした。これは彼の目線から考えると「まだ名前で呼ぶような関係ではない」と拒絶をされているように感じたことと思います。
彼がよそよそしくなったのはまさにこのため。彼が「親密になろう」というメッセージを送ったにも関わらず、ご質問者さまはそれを拒絶してしまったのです。
ある意味で告白に失敗したのと変わりません。彼の目線でいえば、よそよそしい態度を取ったのはご質問者さまのほうなのです。
■自分なりの呼び方ではダメ
ご質問者さまは、会社の上司を呼び捨てで呼ぶでしょうか?
たとえば私が上司だったとして、部下が私を「上野! おはようございます」なんて呼ぶことは絶対にないでしょう。そんなことをしたらマナーのなっていない人間という烙印を押されるのは間違いありません。
呼び方は関係性を表す重要な言葉なのです。
古典の授業で尊敬語や謙譲語などを勉強したかと思いますが、あれも同じ。ロシア人がプーチン大統領のことをウラジーミル・ウラジーミロヴィチと呼ぶように、自分の好き嫌いで選んではいけない部分があるのは間違いありません。
もちろん恋人関係の場合であれば厳密なルールはそこまで御座いませんが、特に今回のように相手がそれを望んでいる場合、自分が好きな呼び方をすればいいというものでもないでしょう。