スムージーで農業問題に立ち向かう女子のご褒美とは (2/2ページ)
今は日々お客様に生産者の思いを伝えながら、新しい価値を生み出し、農業の問題を解決すべくがんばっています」とのこと。
■作り手の思いを感じながら日本酒で幸福感を味わう
そんな原田さんのご褒美ギフトは、福島の老舗有賀醸造の日本酒「陣屋」。やさしい香りとすっきりとした口当たりで飲みやすく、どんな食事にも合うお酒で、ひとりで飲むだけでなく、「いろんな人と楽しみたい」といつも友人宅へのお土産にも持っていくほどのお気に入り。「飲んでいると幸せな気持ちになるんです」という原田さんのとっておきのお酒です。
幸せな気持ちになるのはおいしさに加えて、原田さんが杜氏の方の思いを知っているから。
杜氏である有賀さんご兄弟とは、「きっかけ食堂」がご縁で出会ったそうですが、お2人は震災前、それぞれ薬剤師と研究者をしていたにもかかわらず、震災後、福島に戻り、今はご兄弟でお酒を造られています。
震災直後、福島のモノが売れなかったとき、ご兄弟は造っている自分たちが消費者のところに行って販売することで信頼につなげようとイベント会場などで店頭に立たれていたそうで、そんなお2人の姿が「作り手の思いを消費者に伝え、生産者と消費者をつなぎたい」という今の原田さんの思いにもつながっています。
日本酒で原田さんが幸せになり、その原田さんが農業を元気にしていく。素敵なサイクルを生み出す日本酒ですね。
(取材・文:舛廣純子、イラスト:ヤベミユキ)