生田斗真『俺の話は長い』ガチの仕事論に「グサグサ刺さる」 (2/2ページ)
そこで、自分で見つけたわけではないし、6年間も職を探した末に周囲がお膳立てしたことに乗っかるのが恥ずかしいなどと、屁理屈を並べる満だったが、駒野に「自分で見つけられなかったんだから、しょうがないじゃないですか」と、諭されてしまう。
これに満は珈琲店を始めたような高揚感がないと訴えたのだが、駒野は「満さんて、小学校のときの初恋をずーっと引きずっている高校生みたいですよね」と指摘。続けて「初恋を超えることなんて、一生ないんですよ。“これしかない”なんて仕事は最初だけですから」と、初恋と同じ感覚で仕事を求めていてもムダだと忠告した。
満は「さすがに気づいてきたよ。だから悩んでんじゃないかよ」とふてくされていたが、これを見ていた視聴者からは、ツイッター上で「めちゃくちゃグサグサ刺さるよね」「満にズバリ的中する言葉だった」と、駒野の仕事論に称賛の声が相次いだ。
また「初恋と、これだって思った仕事への情熱ってこれから2度とないってマジ? ほんと満と同じ状況すぎて、今の私に言われた気がする」「バーテンダーさんの言葉が響いた。私もそれを求めてた気がする。そりゃ、見つからないはずだわ」などと、まるで自分に向けた言葉のように響いたという人も少なくなかった。
今回の平均視聴率は7.2%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)で、前回より1.1ポイントダウンしてV字回復を継続できなかった。次週で最終回を迎える本ドラマだが、はたして満は脱ニートできるのか、再び注目を集めることを期待したい。