本物の皮膚のように自己修復するヒドロゲル製の人工皮膚が登場(オーストラリア研究 (2/3ページ)

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・迅速な動的性能で自在に曲がる皮膚フィルム

 このヒドロゲルを使えば、破れることのない極薄”皮膚”フィルムを作ることができる。

 フィルムには形状記憶特性があり、加熱・冷却してからさまざまな方向に曲げれば、温度に応じて元の形状に戻ってくれる。

 だがすごいのは、形状を変化させるために10分以上もかかる他のヒドロゲルと違い、たったの10秒で曲げることができる点だ。

 その秘密は動的な水素結合とイミン結合(炭素と窒素)であるそうだ。動的結合は刺激に対して高い反応性を示すために、環境への適合や自己修復にはうってつけであるという。特にイミン結合は反応速度が速く、このおかげですばやい自己修復も可能になっている。

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・人間のようなロボット開発へ向けた重要な一歩

 新開発のヒドロゲルはシンプルな化学的プロセスで簡単に作れるうえに、別のポリマーを加えることでより多くの機能を実現させることも可能だろうとのこと。

 研究グループによれば、温度を制御することで、将来的には人工筋肉のような動きも実現できるかもしれないそうだ。
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