打ち切りか…『報ステ』印象操作“怒りの矛先”徳永有美に一直線!

まいじつ

打ち切りか…『報ステ』印象操作“怒りの矛先”徳永有美に一直線!

12月11日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日系)で、キャスターの富川悠太アナウンサーが、自民党の世耕弘成自民党参院幹事長に「お詫び」を表明した。

同番組は前日である10日の放送にて、安倍晋三首相の〝桜を見る会問題〟がウヤムヤのまま国会が閉会したことをピックアップ。菅義偉官房長官が同日の会見で「国民の皆さんに説明しきれない問題点が指摘されているわけですから、そこを中心に理解をいただけるような対応を取っていきたい」と発言した映像を流した後、ナレーションで「ただ、政権幹部とは対照的に、与党内は早くも年越しムードが――」とつないで、同日午後に世耕氏が出席した自民党定例会見の映像を流していった。

この映像で、「(総理は)説明できる範囲はしっかり説明をした」と発言する世耕氏がアップで映されると、続いては世耕氏を含む3議員が並んだ会見後のカットに変わり、参加した記者から「(年内の定例会見は)いつまでやるんですか?」との質問が。これを聞かれた世耕氏が「えっ?」「もう『良いお年を』というか…」と返答したところで映像は終わり、MCの徳永有美が「これだけ納得できないという声が上がっているのに、良いお年を迎えられませんよ」と、批判につなげていった。

すると、放送を見ていた世耕氏は、自身のツイッターで《切り取りはひどい》《印象操作とはこのことだ》と大激怒。その後も、《私は定例記者会見が終わった後、今日の会見が今年最後になるかもしれないという意味で「良いお年を」と言っただけ》《「よいお年を」の部分は会見終了後。本来収録すべきではない部分》《ひどい編集だ》などと怒りのツイートを連投し、翌日にはテレビ朝日報道局長が幹事長室に謝罪に訪れたことを明かした。

ネット上では「報ステ」が大炎上も…

富川アナの「お詫び」は、こうした世耕氏側からの強い抗議を受けてのものだった。しかし、一連の騒動に対し、ネット上では世耕氏に同感する動きが広がり、

《悪意ある捏造だろ》
《バラエティーですらやらせで打ち切りになるというのに、こんなあからさまな電波使った思想誘導がさらりと許されて良いものなのか》
《おい!徳永は謝罪したのか とっとと辞めろてめー》
《バカな女アナが口火を切って文句言い始めたんだろ? バカ女が謝れよ》
《番組打ち切りだろ、普通にあり得ない》
《ヒド過ぎる印象操作!! 何だこの編集!!》

などと、番組側が大炎上する事態となっている。

「番組は『良いお年を』発言の前に《(年内の定例会見は)いつまでやるんですか?》という記者の質問を流し、テロップまで入れている。そのため、『良いお年を』が桜を見る会問題ではなく、定例会見に対しての発言であることは分かるようになっているが、当事者である世耕氏としては『印象操作』に映ったようです。ネットには悪質な捏造という意見もありますが、捏造というよりは、富川アナが言うように『編集が丁寧ではなかった』というレベルの話では。編集による切り貼り・捏造というのは、『サンデーモーニング』が 2003年 にやらかしたテロップ事件くらい作為があるものですからね」(フリージャーナリスト)

同事件では、日韓併合について『私は日韓併合を100%正当化するつもりはない』と発言した石原慎太郎都知事(当時)の映像を、番組が『100%正当化するつもらぁ~』と半端なところでカット。テロップでも、『100%正当化するつもりだ』と、真逆の意味で表示する作為的なもので、石原氏から名誉棄損で告訴された番組プロデューサー4人が書類送検されている。

元コメンテーターの古賀茂明氏による「I am not ABE」事件など、何かと現政権からニラまれてきた同番組。わざわざ報道局長が謝罪に出向いた裏には、「これ以上怒らせてはならない」という意図があったと言えそうだ。

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