あなたが望む人物とそっくりの顔を持つロボットを作ってくれるロシアの企業。豊かな表情を作り出すことも可能
あるロシアのロボット企業「プロモボット(Promobot)」社がロボットクローン市場に参入すると発表があった。その会社によれば、お好みの人物にそっくりなロボットを作ってくれるのだそうだ。
そのロボットはお気に入りの有名人でも尊敬する故人でも作成可能だそうで、首が動き、顔の表情も自由に作ることができるという。
例えば、マイケル・ジョーダンのロボットにバスケットグッズを選んでもらったり、ウィリアム・シェイクスピアに自身の作品を朗読してもらったり、アインシュタインに物理学を教えてもらうなんてことが可能になるのだ。
・最新テクノロジーで600種の表情を浮かべる
同社のロボットクローンは「アンドロイド・ロボ-C(Android Robo-C)」という。
Robo-C on CNBC | Promobot
上半身だけのボディにタッチスクリーンを取り付けたもので、歩き回ることはできない。しかし、首を回したり、目と眉毛と口を動かして豊かな表情を作り出すことができる。
プロモボット社のプレスリリースにはこのように書かれている。
プロモボット社が開発したテクノロジーと特許出願された設計よって、人間そっくりな600種もの表情を作り出すことができます。
弊社の専門家チームが独自のコンポーネントベースを作成し、その技術から人工皮膚も開発しました。
・有名人が我が家へ!
ロボ-Cの紹介ビデオでは、アーノルド・シュワルツェネッガー――すなわちターミネーターそっくりのロボットクローンが映し出されている。
ターミネーターが毎朝あなたのためにニュースを読み上げてくれる生活を想像してみてほしい。否が応にもテンションが上がるというものだ。しかもこのターミネーターは老けない。当時の面影のままあなたに語り掛けてくれるのだ。
Robo-С | Робот-двойник человека от Promobot
すでに注文も入っているそうで、ある家族などは亡くなった両親を再現したロボットクローンを望んでいるとのこと。自宅に訪れたお客さんに挨拶させるつもりだそうだ。
しかし、モデルになる人物の肖像権がらみでトラブルになったりはしないだろうか? と少し心配になる部分もある。
・ロボット脱走事件の企業だった
ところで、2016年にロボットが脱走して大いに注目を集めたニュースがあったが、どうもプロモボット社はそのときの会社であるようだ。当時、ロボットの脱走は話題集めのヤラセだったのではと疑う声もあった。
プロモボット社は今年初めにも、同社のロボットがテスラの自動運転車に轢き殺されたと訴えて騒ぎを起こしている。
いろいろセンセーショナルを巻き起こしているプロモボット社だが、ロボ-Cは本物であるようで、世界中の企業や個人から10台の発注があったとのこと。そのうち1台はアインシュタインをモデルにしたもので、展示会で用いられる予定だそうだ。

robo-c
References:promo-bot. / hrobo-c.ai/ written by hiroching / edited by parumo