嵐「活動休止までの」ドキュメントがNetflixで独占配信のワケ (2/2ページ)
また、ジャニーズタレントは近隣アジア国で爆発的な人気を誇ることでも有名ですが、その辺りの世界戦略もあるでしょう。山ピーやキムタクのウェイボー開設にそれが窺えます。国外に目を移せば、もはや日本の地上波がどうこうなんて発想は利かないですからね。ネットにミュージックビデオを、むしろ開放することで国の内外を問わずファンを獲得してきた韓流スターの戦略にも焦りを感じているのかもしれません」(同前)
そうした中、なぜNetflixだったのか。上述の通り、ジャニーズ事務所はとくにNetflixとの距離が近い傾向にある。
「ネットフリックスの勢いでしょうね。今年9月には国内加入者が300万人に達し、地上波テレビ番組の『テラスハウス』や『あいのり』を海外でもヒットさせた実績がありますから。それに今の若い子は芸能人は知らなくてもヒカキンは誰でも知っているように、娯楽は完全にテレビからネット動画に置き換わっています。今回のドキュメンタリーに『全世界独占配信』とあるように、ジャニーズ事務所はこれまでの国内のテレビ視聴者から完全にマーケット層をアップデートした結果と読み解くことが可能でしょう」(ITジャーナリスト)
ともあれ、ジャニーズとNetflixという両雄のタッグの行方は、今後のエンタメ業界の方向性を大きく左右しそうだ。
(猫間滋)