梅宮辰夫「伝説の銀幕俳優」の生き様と最後の遺言 (2/2ページ)
古いと思うかもしれないけど、俺は昭和のオヤジだから〉
そんな梅宮さんにとって、やはり盟友・山城新伍さん、松方弘樹さんとの別れはつらかった。梅宮さんは今年4月の取材時も、「タイムマシンがあれば、東映の大泉撮影所で、みんなと撮影していた頃に戻りたい」と話していたのだ。「もう現世に未練や欲はない」と語っていた梅宮さん。著書のあとがきには、こうある。
〈俺は天国があるとか、地獄があるとか、あの世がどうなってるかなんて知らない。だけど、もし、本当にあの世が存在し、そこに新伍や弘樹、健さんや鶴田さんがいるんだったら、茶飲み話でもしながら、のんびり過ごしたいとは思うよ。健さんは相変わらず酒は飲まないで、コーヒー専門だろうしね(笑)。新伍のホラ話にもつきあってやりたいし、弘樹との釣り談義も悪くないな〉
さらば、番長。その雄姿と言葉は永遠に――。