天才テリー伊藤対談「ゴー☆ジャス」(1)出演しているのに「君出てたっけ?」 (2/2ページ)
ゴー☆ジャス いいえ、どんどん聞いてください。芸歴20年で41歳です。もっとも、宇宙海賊は5億歳まで生きるのでまだ赤ちゃんなんです、バブー。
テリー 何だよ、その設定は(笑)。宇宙海賊になった、そもそものきっかけは何?
ゴー☆ジャス お笑いを始めた1年目は、普通の格好でやっていたんです。でもあるライブに出演した際、エンディングで「あれ、君出てたっけ?」と言われたんですよ。その日、少しはウケていた自信があったので、余計にショックで。今の感じだと印象に残らないんだな、と思い知らされました。そこから、何かやらなきゃと思って、顔を白く塗り始めて。
テリー なんで白塗りを選んだの。
ゴー☆ジャス 僕、デヴィッド・ボウイやイギー・ポップみたいなグラムロックが大好きだったので、「31世紀からやって来たロックスター」という設定で。
テリー いいじゃん。それ、おもしろいよ。
ゴー☆ジャス お客さんの食いつきはよかったです。舞台が明るくなってこんなヤツが立っていたら、「何だ、あいつは!」ってなりますから。でも、ネタが弱くて出落ちで終わっちゃうんですよ。そこからあれこれと軌道修正して、やっと宇宙海賊に行き着いたんです。
テリー ええ? 今もネタが強くない時、あるよね。
ゴー☆ジャス いやいや、テリーさん、何をおっしゃいますか(笑)。今は「マダガスカル!」なんて言って地球儀を指さすことで、「ああ、ここが笑うところなんだな」と、お客がすぐ理解できるようになっていますからね。
テリー 確かに、地球儀を持つのはいい発想だったね。
ゴー☆ジャス そういうわかりやすさもあって、「爆笑レッドカーペット」など、いろんなネタ番組に出させてもらうようになって、だんだん名前が知られるようになったんです。