新大久保とは何もかも違う... 東京・小岩の片隅に存在する「小さなコリアンタウン」を歩く (2/3ページ)

異国情緒と路地裏の雰囲気が楽しめる
だが、肝心の韓国の匂いがまだしない。一体コリアンタウンはどこにあるのだろうか。こういう時は、地元の人に話を聞くのが一番だ。筆者は一服がてら、近くの大型パチンコ店へ。ちょうど休憩をしていた、小岩に住むおじいさんに、コリアンタウンの場所を聞いてみると、
「ここを出てすぐの、裏の通り(小岩中央通り)が噂のコリアンタウンだよ。正式ではないけどね。ちなみにBIG5っていう韓国のスーパーには、いいものがある」
と即返事。聞けば、コリアンタウンでマッコリを飲みながら「オモニ(韓国語で母)」の話をスナックで聞くのが楽しいと笑みを浮かべていた。半分酔い掛けの男性から、思わぬ情報。確かに「BIG5」はすぐ近くにあった。

店の前には、大量のにんにくや辛ラーメン

韓国のりは一列だけじゃない。大量だ
店前の韓国尽くしに圧巻されながら、自動ドアを開けると、店内は見渡す限り韓国語。韓国人とみられる夫婦や子どもが、キムチや調味料を購入していた。
陳列棚にビッシリつまった袋詰めされた乾燥麺を、その場で破ってレジに持っていく行動には驚いたが、みな現地の味を求めて、ここに来るのだろう。
「このお店は30年くらい前にできた場所だよ。昔はコリアンタウンだったけど、今は...」
と店主は口を開く。