「町内会いじめ」被害者ができること 自己防衛おじさんと探る解決手段【ご近所トラブル大賞2019】 (2/2ページ)
嫌がらせがあまりにもひどく、警察や市にも相談しても対処してもらえず。結局、問題は解決しないままHさんの引っ越しが決まり、その地を後にした。
「こういった嫌がらせは、相手にしないのが一番なのかもしれません。ですが、巻き込まれてしまった時は、引っ越せるなら引っ越すのが最良の手だと思っています」(Hさん)
自己防衛おじさんの言葉――これからの人生に活かされてくるまさに村八分の最たる状況。
全ての田舎がそうだとは断定しませんが、やはり地方には都心部と違い、独特の地域社会が形成されています。
住み着く、その土地に入植するということが簡単でないことは移民国家として歩んできていないこの国の歴史をみれば、想像に難くありません。
およそ300年の鎖国をした徳川幕府によって、ただでさえ閉鎖的な島国はさらに排他的な国家国民性へと変貌を遂げてしまいました。その名残が未だに山間部や地方にはあるということを肌で経験できたことは、これからの人生に活かされてくることでしょう。
住人同士、とくに町内会的なコミュニティが未だに活動的なエリアは、やはり田舎と言っても過言ではなく、今回のようなリスクは付き物です。その土地の気候や風土によって住人の性質も決まってはきますが、時限的な定住であればなおさら割り切って相手にしない。
その土地に永住することになるのであれば、場所を慎重に選ぶ必要があることを学べたという意味では、良かったのかもしれませんね。