15歳でバツ2だって!?「マムシの娘」濃姫が織田信長に嫁ぐまでの結婚歴を紹介 (2/3ページ)
娘をいわば人質に差し出すことで忠誠心を示した道三ですが、天文十三1544年9月、尾張国(現:愛知県西部)の織田信秀(おだ のぶひで。信長の父)との戦いにおいて、どさくさに紛れて頼香に刺客を差し向け、自刃に追い込んでしまいます。
頼香暗殺の真相は部外秘とされたため、道三は表向き土岐氏との姻戚関係を保ったまま、有力なライバルを一人消し去ることに成功しました。
こうして濃姫は10歳という幼さで夫を失う悲劇に直面するのですが、その黒幕がまさか自分の父親であるとは、このとき思いもしなかったことでしょう。
二人目の夫・土岐次郎頼純夫を失い、悲しみにくれていた濃姫ですが、娘の涙ごときに心を痛めるようでは「マムシの道三」とは言えません。
天文十五1546年9月、政敵を追放した道三は土岐次郎頼純(とき じろうよりずみ。頼香の甥)を守護職に就けて傀儡(かいらい。操り人形)とし、濃姫を嫁がせることで美濃国の支配権を掌握しました。
濃姫は12歳になっており、そろそろ成人(当時の成人は13~15歳ごろ)を迎える多感な時期にあって、その胸中は複雑きわまるものだったと察せられます。