「まれにみる悪逆非道な犯行」と言われた事件も 判決が物議を醸した無期懲役裁判3選 (2/2ページ)

リアルライブ



・新幹線殺人事件

 2018年、東海道新幹線の車内で男女3人を死傷させた男(23)の裁判で12月18日、横浜地方裁判所小田原支部は無期懲役を言い渡した。

 この事件では、被告が「刑務所に入りたい」と事件を起こした上、逮捕後も反省の意思を示さず、「3人殺したら死刑だから2人にしておいた」などと話し、極刑に処すべきではないかとの声が挙がっていた。

 しかし、ここでも司法は「被告に前科がないこと」などを根拠に無期懲役とした。

 3つの事件は凶悪犯罪でありながら、精神障害や「殺した数」で刑罰を判断しており、「遺族感情の汲み上げや犯罪抑止に繋がっていないのではないか」との指摘がある。一方で、法曹関係者からは「司法は感情に囚われず法律に則って決められるものだ」と說明する。

 いずれにしても凶悪事件が多発する中で、抑止になっていない感もある刑法。その在り方について、考える時が来ているのかもしれない。

文 櫻井哲夫
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